マイ・ベスト・ミステリー3

岩井志麻子、恩田陸、篠田節子、高村薫、馳星周、山田風太郎、山田正紀、シリーズ3ではこの7人の方々自身の短編とこの方々が選んだ短編がそれぞれ収録されている、読みごたえのある短編集です。
同じシリーズの1、2は読んでませんでしたが、それは恐らく本屋さんで手に取ったときにすでに読んだ作品が含まれていたからでしょう。
この3の中には既読はありませんでした。

このシリーズは選者である作家の作品と選ばれた作品を読み比べられる構成がいいです。
それに普段読まない古い作品を読むきっかけにもなってこれがまた妙に新鮮だったりします。

全般に迫力っていうよりも「凄み」を感じる作品が多かったですね。
遭難して飢えて人肉を食って生き延びる話あり、漂流した兄妹が近親相姦に悩む話あり、女形の男が犯される話あり、いつもこういうのばかりだとさすがに疲れますが、こういう短編を読むと普段読んでいるのが「ぬるい」感じがします。
でもって荒削りというのか、「えっ、ここで終わっちゃうの？」って話も多く、あっけないんですがそれでいて唸らせるところがさすがベストって言うだけあります。

第61回セントライト記念

今週の中山競馬はG2レース、菊花賞トライアルレースのセントライト記念でした。
でも顔ぶれ的には阪神のローズステークスの方が豪華でしたね。
両方とも本命、対抗馬が順調に1、2着になりました。
<という事は穴党の私はやはりハズしたということですね（笑）>
最近は写真を撮りに行くのが主で馬券はホントに楽しみに少し購入するだけですが・・・。

3着に入ったスクリーンヒーロー、この馬は穴党向きでした。


直線での蹴り合いです。粘るスクリーンヒーローに、人気馬ロックドゥカンブとゴールデンダリアが迫ります。




最後は見事4連勝を決めたロックドゥカンブが抜け出ました。強かったです。
今日の画像はちょっと競馬風？に横長にトリミングしてみました。

笑う招き猫

プロを目指す、いやすでに半分はプロの女性漫才コンビの話です。
なんかいい、そしてとってもいい話です。
二人の主人公の女性にも、とてもホッとするものがあります。

そして二人の女性の心理がとても上手く表現されてます。
なのでてっきり著者は女性かと思ったら男性でした。
でも男性が書く女性だから、男性の私に心地良いのでしょうか。
女性が読むとまたちょっと違った感想になるのかも知れませんね。

小説すばる新人賞受賞作品。
最近、こういう作品になかなかめぐり合わないから、余計にこのなんとも言えないほのぼのとした読後感が嬉しい作品です。

第52回京成杯オータムハンデ

インフルエンザ騒動もありましたが、競馬がまた中山に帰ってきました。
やっぱりオーロラビジョンで見ても競馬はダメですね。さっそくNikonD40をリュックに入れて自転車で出かけました。

サラブレッドは陽の光を浴びて、ピカピカでした。
久々に最後の直線で目の前を怒涛のように疾走する姿と足音にワクワクしました。
でも馬券は残念ながらハズしました(^^;)

画像は今日の中山メインレース第52回京成杯オータムハンデＧ3　勝利馬田中勝春騎手のキングストレイルです。（この馬は押さえてたんですけど・・・）

常時安全セキュリティ24

最初に導入したときからパソコンの起動に倍ぐらいの時間がかかるようになって、どうにも印象のよくないセキュリティソフトの「ノートン」でしたが、先日ちょうど期限が切れるのを機に更新するのを止めることにしました。

でもさすがにウィルスソフト無しって訳にもいかないので、どうしようかと迷ってましたが、そう言えばかれこれ10年使ってるniftyに、オリジナルのセキュリティサービスがあったことを思い出して・・・。

一応、どんなものか“評判”だけでも確認しておこうかと検索してみるといきなり、「@niftyが提供している常時安全セキュリティ24の一部機能が正常に働かず、会員1518名のPCがワーム型のウイルスSasserに感染!!」なんて記事がヒット(^^;)。

でもよくよく見るともう2年前の記事だったので、今はしっかり改善されてることを期待して契約してみました。月々420円って料金、高いのか安いのか。
どのみち常時接続料金の請求にプラスされるだけだから、最初からセットだと思えばめんどくさくないし、ちょっとの間、ようすを見て気に入らなかったらまたパッケージものに乗り換えればいいことですから。

しかし考えてみるとウィルスが無くなったらウィルスソフトも売れなくなって、シマンテックやトレンドマイクロだって困るんですよね。
結局、持ちつ持たれつの関係ってことか・・・。
案外、セキュリティソフト会社が身内で新種のウィルス作ってたりして（笑）