岩井志麻子、恩田陸、篠田節子、高村薫、馳星周、山田風太郎、山田正紀、シリーズ3ではこの7人の方々自身の短編とこの方々が選んだ短編がそれぞれ収録されている、読みごたえのある短編集です。
同じシリーズの1、2は読んでませんでしたが、それは恐らく本屋さんで手に取ったときにすでに読んだ作品が含まれていたからでしょう。
この3の中には既読はありませんでした。
このシリーズは選者である作家の作品と選ばれた作品を読み比べられる構成がいいです。
それに普段読まない古い作品を読むきっかけにもなってこれがまた妙に新鮮だったりします。
全般に迫力っていうよりも「凄み」を感じる作品が多かったですね。
遭難して飢えて人肉を食って生き延びる話あり、漂流した兄妹が近親相姦に悩む話あり、女形の男が犯される話あり、いつもこういうのばかりだとさすがに疲れますが、こういう短編を読むと普段読んでいるのが「ぬるい」感じがします。
でもって荒削りというのか、「えっ、ここで終わっちゃうの?」って話も多く、あっけないんですがそれでいて唸らせるところがさすがベストって言うだけあります。
同じシリーズの1、2は読んでませんでしたが、それは恐らく本屋さんで手に取ったときにすでに読んだ作品が含まれていたからでしょう。
この3の中には既読はありませんでした。
このシリーズは選者である作家の作品と選ばれた作品を読み比べられる構成がいいです。
それに普段読まない古い作品を読むきっかけにもなってこれがまた妙に新鮮だったりします。
全般に迫力っていうよりも「凄み」を感じる作品が多かったですね。
遭難して飢えて人肉を食って生き延びる話あり、漂流した兄妹が近親相姦に悩む話あり、女形の男が犯される話あり、いつもこういうのばかりだとさすがに疲れますが、こういう短編を読むと普段読んでいるのが「ぬるい」感じがします。
でもって荒削りというのか、「えっ、ここで終わっちゃうの?」って話も多く、あっけないんですがそれでいて唸らせるところがさすがベストって言うだけあります。