のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

競馬ファンやめました。

2015-04-26 17:50:35 | Weblog
東武動物公園に行った記事のあとなのでちょっと考えてました。
私も家内もよく動物園に行ってカワイイ動物の姿に癒されます。

前にも書いたことがある気がしますが、動物園が動物虐待かどうかって考えても難しいことだし、私はだから無くしてしまえなどとは思いません。
飼育員の方々はとても愛情をもって世話をされているだろうし。


檻に入れられて、鎖に繋がれて一生くらすのはもちろん嫌でしょうけど、それはうちの実家で飼っている雑種のサブちゃんだって同じことです。


だからペットブームの今でもせめて飼うなら死ぬまでちゃんと面倒を見るということが前提なのはあたりまえのことだと思います。



でもこれはちょっと違うなって思ったのはサラブレッド、競走馬のことです。


私ももう何年も競馬ファン、サラブレッドファンだったのに全然まともに考えたことはありませんでした。

動物園の動物のことを調べていて知ったのですが、競走馬の9割以上が寿命を迎えることなく殺される運命にあるってことです。
下記サイトの他、いろんなサイトに記されてました。
誇張して書かれている部分もあるかとは思いますが基本的には事実なんでしょうね。

 ⇒ 競走馬の行く末…とどけ!馬の祈りプロジェクト


これまで競馬を見ていてレース中に落馬して馬が骨折とかすると、馬はその重い体重を支えるためには4本の足が必要で、1本骨折してしまうと、あとの3本だけでは負荷に耐えられない、苦しんで死ぬよりは安楽死させるという話、これは割合よく知られていることですが、それを聞いたときはかわいそうだけどそれも馬のためだし運命だなとか考えたりしてました。


でもそもそも寿命を迎えることなく9割以上が殺されるなんてことだとそんな話もあまり関係なくなってしまいます。

私は牛肉も豚肉も好きでよく食べるように、馬肉になる競走馬がいても仕方ないとは思います。


でも成績が悪いから、よく走らないからということで、どんどん殺されているとなるとちょっと違ってきます。

競馬を楽しむのはいいけどそのためにどんどん生産された馬がどんどん殺されているとすると、子犬でかわいいうちだけペットとして飼っておいて大きくなってしまったら処分して(捨てる)、また子犬を飼うのと変わらない気がします。

私はこれまで考えが甘くて、馬はもともとそんなに寿命は長くないし、競走馬っていうのは強くても弱くても引退後は北海道とかの広大な牧場で放牧されて余生をおくる。馬によっては乗馬用になって最後を迎える。中には食用にされていまう馬もいる。
そんな風に漠然と思っていました。

でもそのほとんどが寿命を迎えることなどなく、食用になるかただ殺されるとなると、それを拡大している競馬というシステムの繁栄に協力するのはスッキリしません。

それにJRAから聞こえてくるのが、有名な名馬が病気で死んだ。30何才で往生したとかそういう話だけなのも気に入りません。

そんなニュースに 『 へぇー長生きしたんだな。あの馬、強かったよな 』 なんて競馬ファンはのんきに思ったりしていますが、本当は長生きの意味が違うってことです。

そのほとんどが寿命を迎えることなどなく殺されていく中、珍しく最後まで面倒みてもらった数少ない馬が死にましたってことだと知っている競馬ファンはそう多くないんじゃないでしょうか。
もちろんJRAはマイナスの情報、競馬ファンが離れるようなは流したくないでしょうけどね。

いろんな意見はあるでしょうし、私もだから競走馬を救うために何かするということもありませんので偉そうなことも言えません。


私の場合、動物園は楽しめるのでこれからも行きますが、競馬は知らなきゃよかったことを知ってしまったことで素直に楽しめなくなったから競馬ファンをやめることにしただけっていう自分勝手なことではあります。



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