スーパークールビズ

震災、原発問題から電力不足で節電ムードが一気に高まり、企業の経費節約の本音?も加わって、すっかり定着した節電対策ですが、当面の問題は電力ピークの真夏をどう乗り切るかです。

当然、毎年実施されていたクールビズもさらに強化。
うちの会社でもまずは日程の前倒しで、4月中旬から始まりました。
そして前倒しだけじゃおさまらないってことで、やはりと言うか今度は「スーパー」です。
今月末からはノーネクタイだけでなく、ポロシャツもOKになりました。
さらには独自のサマータイムも導入です。

IT企業などではタンクトップに短パンまでOKなんてところも出てますし、曜日をずらし週末に働いて平日に休む企業も出て来ましたね。

今回の震災では、はかり知れない犠牲を生みましたし、1日も早い復興が望まれています。
被災地の早期復興はもちろんですが、同じレベルで夜の街がネオンギラギラに戻って良かったって思う前に、ここで一度立ち止まって考えることも必要です。

取り組んでいる節電対策をもっともっと工夫して、アナログも見直して、少なくとももう永久に原子力発電は必要無いってところまで、この際徹底できないのかって思うんですよね。

消費電力が少ない家電製品の開発も重要ですが、そもそも無くても良いものなら使わなければ電力消費はゼロです。
便利さばかりを追い求めず、そろそろ引き算の発想で取り戻すものもあるんじゃないでしょうか。