のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

タイピングいろいろ 「漢直」

2006-07-01 16:27:06 | かな打ち
「漢直」・・・三国志とかに出てくる人の名前じゃないですよ  「漢字直接入力」のことです。
タイピングの日本語入力にもそれなりの歴史があって、ほんとに、いろいろ深く研究している方がいらっしゃいます。

でもってシャドールームの悠木さんのてきとー日記で紹介されていたものの受け売りですが、この「漢直」でみのりさんという方が入力されている所をキャプチャした動画が公開されており、とても興味深く拝見しました。(漢直ノート出張版というサイト内の「その他」のところです)

ところで漢字直接入力だからって「私」とか「山」とか「川」とか刻印されたキーが並んでるキーボードを打つんじゃありません(笑)、ひょっとしてそういう方法もあるかも知れませんが、それだとキーの数がハンパじゃないでしょうね 

「漢直」にもいろいろあるそうですが、要するに漢字変換作業を省けるようにしています。
ここで紹介されている漢字で言えば、例えば“AS”と入力すると「私」という漢字がそのまま出るっていう感じです。

キャプチャ画像を拝見するとみのりさんの入力はスムーズです。
特にダウンロード2の方でローマ字入力を後で打っていらっしゃるのを見ると(このキャプチャのローマ字入力動画が遅いってのもあるんでしょうけど)、とても歯がゆく見えます。

確かにこれ(漢直)で、猛練習を積んで早く打てるようになれば凄いだろうなって思ったりもしますが、練習量が並大抵ではないでしょう。
結果的には変換があっても、単語登録を駆使して一発変換しながらどんどん入力していく人の方が、随分速いんじゃないかとは思います。

『漢直は「誤変換がない」だけではなく変換後にチェックする必要がない恩恵も大きい』と書かれている部分もあるのですが、今やなかなか漢字が思い出せなくて、変換するおかげでやっと「漢字かなまじり文章」がスムーズに打てる状態の私としては、直接正しい漢字を頭に描いて打たなきゃいけないとなると、ちょっと難しい文章打つときは常に「漢和辞典」が手元に必要なんじゃないかと(笑)。
まぁ、その意味では逆に漢字が書けなくなってしまわないように「漢直」で打とう!と言われれば納得したりもするのですが(^^ゞ

とかなんとか、結局、のんびりカナ打ち日記を書いている私としては、こういう打ち方を見るとやっぱり「かな入力」ってとてもいいのかなってあらためて思います。
簡単に言うと「漢直」が漢字直接入力であるように「かな入力」は“ひらがな直接入力”です。
「漢直」は漢字を変換せずに出す代わりに「ひらがな」1文字も2打鍵で出しています。アルファベットの組み合わせですからその部分はローマ字入力のようですね。

どの入力方法が速いとか遅いとか、50音は多くてキーの位置を覚えるのが大変とかは別にして、“ひらがな直接入力”というものが日本人にとって如何に自然な文章入力かということは、打ってそして慣れてみればわかります。
入力の速さはともかくとして私は、やはりこの“心地良い入力感”を大切にしたいですね。


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4 コメント

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初めて聞きました (環七の青い稲妻F91)
2006-07-01 19:45:51
 漢直ですか。



私は初耳ですが、歴史はあるみたいですね。



それにしても、キーパンチャー時代に使っていた漢字連想入力を思い出しました。



これは、かなやアルファペットを2文字組み合わせて漢字やかなを表示させるものでした。



…が、キーパンチャーの専用端末の種類によってその、漢字連想入力も違っていました。





漢直が定着すれば統一されていないキーパンチャーの端末を漢直に統一することが出来るかもしれないですね。



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パソコンの進歩があれば・・・ (ini)
2006-07-01 23:26:35
環七の青い稲妻さん、こんばんは。



環七さんの言われている漢字連想直接入力に対して、これは漢字無連想直接入力ってことのようですね。



ただいずれにしても、今はIMEの進歩があるので、こう言った技術もあまり必要じゃなくなったんじゃないでしょうか。

私がパソコンを使い始めたころと比べても変換エンジンはずっと賢くなってますから。
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この動画を撮った者です (みのり)
2006-07-16 17:18:23
こんにちは、漢直の動画を公開しているみのりです。記事に書いて下さってありがとうございました。



漢字は私も思い出せない事が結構ありますね(^^;……なので記事に書かれているように漢字の練習になっている部分もあったり。

あと蛇足ながら補足説明をさせて頂きますと、漢直には「かな漢字変換」機能もあるので、思い出せない漢字は読み入力でOKです。



iniさんはかな入力なんですね。 かな入力は打鍵数の少なさによる指の負担の軽さや速さ、それに入力時のリズムの面が魅力的だなと感じます。高速タイパーでいらっしゃるようなので、そういう方が漢直を使うとどんな入力風景になるのか、私も見てみたいです。



>IMEの進歩があるので

あやぁ、漢直はたいていこんな風に思われるようなんですよ~。IMEとは無関係な所で意外な長所があったりするのですが。。。
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コメントありがとうございます。 (ini)
2006-07-16 22:01:38
みのりさん、こんばんは。iniです。



悠木さんの日記で紹介されていたのを拝見して、勝手に記事にさせていただきました。



公開されている「漢直の動画」はとても興味深いです。

特に「漢字かなまじり文」を使う日本人にとってもっとも有効な入力方法かも?って感じますね。

たとえ単語登録を駆使して一発変換できても変換は変換ですから。



またこういう入力方法をご自身で身につけて試されているところも素晴らしいです。

やはり問題は、これが簡単に身につけることができる技能であるなら言う事無いのですが、なかなかそうもいかないという点でしょうか。
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