なんでも人生

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アメリカより帰国 Back home from USA Trip

2018-10-17 | 日記
10月16日米国より無事帰国。3週間、運転1万kmの旅だった。
今回携帯電話に「世界データ定額」アプリを入れ一日約千円の使用料で使えるような状態にしていたが、機内モード設定で無料WIFIをモーテル、スーパー、ガソリンススタンドで拾うことができたのでこのアプリは必要なかった。感心したのは一日一回は給油で立ち寄るガソリンスタンドがミニスーパー兼カフェになっていて食事と無料WIFIが利用できた。給油方法はクレディットカードで給油ポンプから直接給油できたのはハリウッドだけ、他(25回ぐらい)は店内でクレディットカードで30ドルとか50ドルとか目安で先払い(Pre-authorize)してセルフ給油。一日1200kmも走ると日に2回給油することもある。メータが4分の1ぐらいになったら躊躇せず給油しないと砂漠を何百kmと走り続けとても不安になる。

さてラスベガスまで前回に報告したが、偶然にもラスベガスで長男夫婦が新婚旅行に来ていたので一日一緒に近くの州立公園(Valley of Fire)を観光。これがラスベガスからたった一時間のドライブ距離なのに結構奇岩が密集、4000年前の壁画も見られる。

長男夫婦と別れて目的地アイオワ バーリントンをラスベガスからナビに設定すると何と2600kmと出た。走りっぱなしで二日半はかかる。ラスベガスからフリーウェイに乗ると260km直進と出た。

私たちのアメリカドライブ旅行パターンは夕方4-5時ぐらいまで走り到着した場所でモーテルを確保、持参Garmin北米地図ナビは近隣の宿を距離数付きで全部教えてくれとても助かる。Motel 6があればそこに駆け込む(安くて清潔)が、なければ見た目で清潔そうなところを確保。必要なら近くのマックドナルドで無料WiFiを拾い値段を調べ予約も可能(Hotels.comかBooking.com)。今回も17泊したがニューメキシコでインド人が経営する宿だけが少し不満は残るが、他は及第。宿を確保するとまず近くでスーパーを見つけ(これもナビが教えてくれる)、夕食(サラダ、調理済み肉類(チキン、牛、ターキー、ハム等)、ビール)と翌朝のパンを仕入れモーテルでTVの家フォーム番組を観ながら食べて9時ぐらいに就寝、翌朝5-6時にコーヒーを宿かガソリンスタンドで仕入れ朝食、明るくなったら宿を出発する。昼飯はスーパーかガソリンスタンドのカフェ、二人ともメキシコ料理が好きなのでブリトーやソフトタコもよく食べた。
写真で私は同じものをいつも着ているが、モーテルにコイン洗濯乾燥機があり洗濯はちょくちょくしているし、下着はほぼ毎日手洗い、翌日車のトランクに広げて置くとカラカラに乾く。古い靴下も多めに持って来ているのでどんどん捨てていく。サングラス、歯磨きチューブ、ボディソープ、シャンプーは到着した日にスーパーで仕入れる。

ラスベガスを出発するとひたすら砂漠、数時間走ってユター州に入ると町にはやっと緑が見えるがまた砂漠、キャピトルリーフ国立公園のど真ん中を走るので景色は迫力満点。

その晩はコロラド デンバー、ラスベガスから1000kmぐらい。コロラドはもう紅葉。

ここは一時間の時差があり時計を早め、また早朝に出発してひたすら広大な牧場、農場を見ながら1000km走り今度はネブラスカのオマハで宿泊。近くにアンティークモールがあり覗くが興味あるものはない。食材を仕入れに立ち寄ったスーパーでポプコーン、アメリカンサイズに仰天(まるで枕、誰が食べるのか?)。

翌日も2-3時間走りやっとアイオワ、州都のデモインを走りバーリントンを目指すが途中Walnutでアンティーク店に立ち寄るが収穫なし。
やっと私の第2の故郷バーリントンに到着、母親(?)バージニアに再会。心配したより見た目は元気でほっとした。


来年の2月で90歳になるが腎機能が悪化し今年の7月に余命5か月を宣告されているが気力で一人で生活しているのには敬服。11月の議会選挙でトランプ(共和党)に反対票を入れるのが目標だそうだ。私たちのため食事を用意してくれていた。

バーリントンは私が大学に通った町で車で散策したが、50年前のことあまり覚えていない。というより町が変わり(当然)、郊外に大型ショッピングセンターが幾つもできてダウンタウンは寂れてしまい、キャンパスも郊外に移り数倍大きくなっている。そこに3泊して母と昔の思い出(私はかなり忘れてしまっていた)を語り合い、本当に訪ねて良かった。

そこから車で3時間のBettendorfに私の義理の妹(?)Debby夫婦が住んでいてそこでも一泊する。Fredに街を案内して貰ったが素敵な住宅地が広がりとても良いところだ。目の前のミシシッピ川を渡るとイリノイ州でJohn Deer(農機具)の本社がある。
レンタカーにエンジンオイル交換の警告が出たのでFredにレンタカー会社(Alamo)に電話して貰ったところ近くの系列レンタカー店(Enterprise)で車をDodge SUVに交換することになった。長距離走るとこんなことは有り得る(前回北米横断した時も同じだった)。
さて西海岸に向け帰路に着くが、イリノイ州を南北に走り抜けミズーリー州のブランソンにナビを目的地にセット(800km)。道中ハリケーンマイケルの余波でバケツをひっくり返したような豪雨に会い2度ほど近くの駐車場で避難。ブランソンには夕方到着、劇場が50近くありタブチ ショウジ(日本人バイオリニスト)ショーを観るのが目的だったが、ここ2年間ほど休演しているそうだ。仕方がないのでClay Cooperのカントリーミュージックと翌朝50-60年代ヒット音楽ショーを観たがなかなか良かった。料金はそれぞれ4000円程度で時間があれば他にももっと観たかった。

あとはひたすらロスアンジェルスを目指す。テキサス、オクラホマ、ニューメキシコは初めて走る州だ(ヒューストンだけは35年前に出張で来たことはあるが)。オクラホマ(竜巻発生地域)でまたハリケーンの影響で低い黒い雲が空を覆い、GPSが衛星から電波を捉えなくなった。家内はナビが故障したのではとパニックになったが、私はGPSがパニクっていると確信、もしナビが故障したらホームセンターで安いのを購入すればいいと思っていたので心配はしない。雲が無くなり(数百km走り)ナビの電源を入れ直すと正常に戻り一安堵。ナビにこれからの目的地(ホテル、観光場所)を入力しているのでそれが消えるとやっかい。
テキサスの何kmも続く大牧場(何千頭の牛)で映画ジャイアンツを思い出す。オクラホマの広大な畑が延々と続き、ニューメキシコに入るとまた砂漠が始まる。ニューメキシコの砂漠の星空のきれいさに感動。
途中White Sand砂丘に立ち寄る。

そこからアリゾナ ツーソンのサボテンSaguaro 国立公園を訪れここで一泊。私が写真で抱いているサボテン樹齢200年以上。

アリゾナではメキシコからの不法移民を取り締まる検問所があり、カリフォニアに入ると農産物検問所もあり生鮮果物所持を聞かれる。アリゾナからカリフォニアへの道は変化があり面白いが2-3百km民家がない。ガソリン切れたらヤバイ(3分の1は残っているが)。サンディアゴまで来て中心街に入りそこで一泊するつもりが、あまりにも車が多く即都心脱出することにした。ここも過去2度来ているので敢えて観光することはない。ロスに向けて100kmぐらい離れた海岸沿いの素敵な町にMotel6が見つかりそこで宿泊。私たちはこんな素敵な住宅街に一番感動する(落ち着く)。

帰路出発地のロスに早めに到着、違うモーテルに3泊してビバリーヒルズ観光(車で)やショッピングで時間を調整。ピンクの大きな花を付けた街路樹が目を引くが調べてみるとトランペットフラワーツリーというそうだ。幹には棘がありマンゴーみたいな実がなり綿みたいな種が付いている。



時間潰しにユニバーサルスタジオ見学。USJでは見られないスタジオツアーはなかなか。10年前に見た時からかなり変わって(3D駆使した迫力満点)面白い。
ロスの片側6車線のフリーウェイを時速110kmぐらいで走るのは怖いが、レーサーになった気分(覚悟)で運転するしかない。渋滞も頻繁だが、私にとって渋滞はほっとする瞬間であった。
出発当日レンタカーを早めに返却したが大正解、空港セキュリティ検査にユニバーサルスタジオのアトラクション並みの長蛇ができている。ロス空港は入国、出国まるで囚人扱いだ(入出獄か?)。

日本の羽田に着き、トイレの綺麗さに新たに感銘。
無事帰国。
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