なんでも人生

Whatever life is

砺波、五箇山、白川郷、高山、東尋坊 2泊3日ドライブ

2024-09-04 | 日記

来日(帰国)中のオーストリア友人は日本の観光地を結構訪れているようだ。しかし白川郷はまだ見ていないと言うので急遽我々夫婦と2泊3日の予定で車で回ることにした。

まずは金沢の兼六園、我々も最後に訪れたのが10年前ぐらいで駐車場の心配をしたが新築の大型屋内駐車場が作られていたのは助かった。入園料は350円と安いのだが、何と65才以上は無料。今回は真夏の炎天下、樹齢数百年の松の枝ぶりは見事。入園者の9割は外国人。

隣接の金沢城もついでに覗くが、ここは20数年前に再建されたもので外国からの訪問者には雰囲気は楽しめる。家内は床のステンレスビス丸見えが台無しにしていると指摘。

その夜の宿泊は砺波平野が一望できる場所で、風呂、朝食となかなか良い。ドリンクバーの付いたラウンジもあり、何とビールワイン飲み放題。とても気に入ったので定宿にしよう。

翌日はお目当ての合掌村巡り。まずは五箇山の相倉集落。駐車場もしっかり整備されていて、歩いて3-4分ぐらいの入口の合掌つくりの家が300円で内部が見れるようになっている。友人二人は初めての合掌つくりの家に興味があったのか30-40分ぐらいかけて見ていた。私はその間集落を全部歩いて回るつもりだったが何しろ暑過ぎる。途中で神社の日陰で涼んで待つ。彼らは次は同じ合掌つくりでできた地場産業館に入り、やはり興味があったのか40分ぐらいかけて見ていた。

ところでこの村の産業に硝煙生産とある。調べてみると五箇山での焔硝の作り方は、硝化バクテリアが寒い冬でも活動できるように、囲炉裏のそばに穴を掘って、1間四方ぐらいの空間を作り、わら、蚕のフン、ヨモギ、土を重ねて入れて(尿をかけたともある)、数年寝かせておき、土に成分が移った頃にその焔硝土を煮詰めて煙硝を抽出する方法だったよう。養蚕も同時の行っていたため、蚕のフンが使用された。江戸時代のバイオテクノロジーだ。

今回の最大の見もの(我々にとっても)は、五箇山のこきりこ館で民謡のこきりこ踊り(楽器演奏)が見れたことだ。ささらも全観衆に配られ音の出し方を楽しむことができた。たまたま五箇山和紙の里道の駅で私がこきりこ演奏を見ることができないか質問したら、幸運にもこの日と翌日の2日間だけ開演していた。民謡の歌い手も声が通り、海外音楽家にとっても良かったのではないかな。

 

そのあと白川郷を回り、ここではさすがの彼らも暑さで疲れていたのかあまり時間は取らなかった。

宿は高山の展望風呂のあるビジネスホテル。朝食もシンプルで十分、台湾からの訪問客が多いようだ。

翌日は高山市内、朝市観光するが観光客の90%は外国人である。

帰路に東尋坊を見るが、かなり廃れている。ここも外国人観光客が半分以上。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする