マスク・無観客・台風・猛暑 五輪閉会

NHKテレビ　閉会式であいさつする野田聖子オリパラ会長

日本共産党の和泉民郎スポーツ部長は次のようなコメントを発表しています。

もやもやと複雑な思いを残しつつ東京五輪が８日、閉幕しました。

新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言下の異常な大会。東京は一日５千人を超える感染爆発に見舞われ、選手・関係者も累計で４００人を超える陽性者を出しました。

聖火台

～（中略）だとしても人々の命、健康が脅かされる最中に大会を強行した誤った判断は、厳しく問われます。菅首相には、総選挙をを有利にしたいというというよこしまな思惑があり、IOCは収入の７割を占め約１３００億円といわれる放映権料欲しさという事情がありました。

次回はフランスで

そこにはアスリート・ファーストはなく、五輪理念を捨て去った姿があるだけです。政治が利用し、お金にまみれ、民意を踏みにじるー。今大会は五輪の醜い実象をあぶりだしました。

ギリシャのミルティアディス・テントグル選手　三郷市役所玄関で

三郷市で事前キャンプを行った　ギリシャは三郷市がホストタウン市として

「人間の尊重保持」「平和な社会の推進」をうたう五輪憲章。その根底には「人の命の大切さ」があるはずです。命を粗末にし、社会を不幸にするのは五輪とは呼べません。

８月６日　三郷市長に「新型コロナウイルス感染症（第５波）申し対策にかかる緊急要望書を提出　　左から　深川、佐藤、稲葉（８月１０日まで任期）工藤　日本共産党三郷市議団　石出副市長

６項目の要求し、この中にはオリパラの中止を決断するよう国・東京都に要望するよう求めています。

五輪を正常な軌道に戻すのは簡単ではないでしょう・しかし、世界が現在地を共有した意義は大きい。ゆがんだ軌道を正すには、世界の選手と健全で厳しい世論が確かな力になると思うからです。

８月9日の朝

台風１０号は大平洋に、しかし台風９号日本本列島を直撃上陸し被害をもたらしている。そして今日は長崎に原爆が落とされ７６年を迎え「平和式典」が行われる。