TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

JIM HORN の続き

2004-10-13 01:19:45 | Weblog
JIM HORN / WORK IT OUT の続きです。
1,2曲目はTRABELING WILBURYS絡みの作品でしたが、3~5曲目はTOTOとのコラボレーションによる曲で構成されていて、プロデュースはDAVID PAICH、STEVE PORCAROそしてJIM HORNによるもので、レコーディングはTOM KNOXが手がけています。
まず3曲目「NIGHTWALK」ですが、曲はDAVID PAICH、ボーカルのVICTOR ANTHONY、そしてJIM HORNによる作品です。主にシンセサイザー、シーケンサーが印象的な曲ですが、囁くようなPAICHのコーラス?といつものホンキートンクなピアノがいい味を出してます。
そして4曲目「MY REGGAE LOVE」。曲はDAVID PAICHとJIM HORNによるものですが、タイトルにもあるように珍しくレゲエのリズムが取り入れられています。ドラムはJEFFですが、もしかしたらシンセドラムを使っているのかも知れません、とても軽い音に加工されています。そしていかにものLUKATHERのギターにベースはなんとDAVID HUNGATE!このアルバムは曲ごとに録音時期が違うようで、もしかしたらまだHUNGATEがTOTOに在籍していた頃の作品なのかも知れません。
5曲目の「RIO SUNRISE」はなんとSTEVE PORCAROとJOSEPH WILLIAMSの共作です。TOTOでもなかったような珍しい組み合わせですね。もちろんボーカルはJOSEPH...なんですがスキャットだけですので、JOSEPHだと思って聞かないとわからないですね。この曲はTOTOのメンバー勢ぞろいですので、TOTO&JIM HORNとしてもいい位ですが、(ベースはMIKEです)静かなバラード曲であり、ドラムも打ち込みっぽい作りなので、そう思って聞かないと聞き流しちゃう感じなのが勿体ないですね。
TOTOとのコラボレイトはこの3曲だけで、6曲目以降はまた異なるパターンです。THE BLUES BROTHERS BAND、古くはBooker T & The MG'sで有名なSTEVE CROPPER、DUCK DUNNをメインにした曲が後半に続いていきます。特に最後の2曲はBLUES BROTHERSっぽさが前面に出たカッコいい曲になっています。
この「WORK IT OUT」、地味ですが興味深いアルバムです。
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