TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ドラムスティックのこだわり

2010-05-29 23:22:30 | Weblog
今日はカミさんと楽器屋に。
久々、ホンマ17~8年振り位?にドラムスティックを買いました。
スティック売場に行ってみると、昔とはだいぶ様相が異なってますね。
小生の学生時代はTAMA、PEARLといった定番メーカー(YAMAHAのは当時からしてあんまり見かけなかったな…)のモノしかなかったけど、最近はVIC FIRTHとかPRO MARKとかのドラムスティック専門メーカーからシンバルメーカーとして有名なZILDJIANのモノも含め、いろいろ出てきてますね。う~む迷ってしまう…と言いたいところですが、やはりドラムスティックってタバコと一緒で、そう銘柄を変えるものでもなく、使い慣れたモノが一番いいわけで。

今回も買った、小生が使用している(てか過去において使用していた)のはTAMAの214Bという定番モデル。そりゃせっかくですから、神保彰や熊谷徳明シグネチャーとか使ってみたいのはヤマヤマなんですけどね、やっぱりこういう微妙なフィーリングが絡むものって、なかなか冒険する気にはならないものです。特に太さなんてのは0.5mm違うだけでだいぶ使用感が異なるものだったりします。

ちなみにこのモデルは小生にとっては3代目のモデル。
初めて買ったスティックは、高校の吹奏楽部の頃。そもそもドラムセットを叩くものでなく、小太鼓大太鼓の世界だったもので、細めのモノを使っておりました。当時発売されていたTAMAのタカハシユキヒロモデルとゆ~やつ。(時代…ですな)これ太さが13mmというドラムスティックとしてはかなり細め。そもそもドラムセットより、こういう用途の方が向いていたんで、訳もわからず買った割には、我ながら当時の自分の選択には間違いがなかったな~と今更ながら感心。まあそういう使い方だったもので、折れることもなく、実は未だにそのスティックは手元にあったりします。
2代目は大学に入ってドラムをそれなりに始めたころ。当然といえば当然の流れとして、PEARLの110(S)Hシリーズを使うようになりました。これ、当時はJEFF PORCAROモデルとして発売されていたもの。太さがどうの、チップの形がどうのとか言う前にJ.P.という名前だけで使い始めたものでした。ちなみにこのモデルは未だ定番モデルとして販売されてます。流石にJ.P.モデルとしてではないけれど。
そして、TAMAの214Bモデルに。これは確か練習中にで手持ちのスティックが全部折れてしまい、急遽スタジオでたまたまこれしか売ってなかったのを取り敢えず買ったのがその経緯だったと思います。(もしかしたらPEARLのJ.P.モデルが一時期売られなくなったようなことがあったようにも思うんだけど)取り敢えずで買ったものだったけど、これがしっくりきたんでしょうね。J.P.モデルは太さ14.5mmだったけど、214Bは14mmということもあってその分握りやすくて軽くて小生の手に馴染んだのかな。それ以来、ですね。この214Bは。もうかれこれ20年以上になります。10年前にYAMAHAのDTX買った時もおまけで付けてくれたスティックが、別に型番指定してないのにこれだったりしたこともあったりして、定番中の定番のロングセラー商品なんでしょうな。

ドラムスティックって面白いもので、時間が経つと段々使用感が違ってくる。手垢が付いて滑りにくくなるということもあるんだろうけど、写真を見ていただければわかるように、(上が新品、下が10年モノの同じ商品です)色も変ってきて、スティック全体の感触がいい感じになってきたりします。新品はサラサラした感じ、古いのは手にネットリと馴染むような感じでしょうか。まあ、しょっちゅうドラム叩いてたら、スティックもしょっちゅう折れるわけで、こんな長いこと熟成されたスティックなんてむしろ使うのがもったいなくなってしまうんですけどね。叩いてないからこそ生まれる馴染み感、でも使わなきゃ意味ないんだけど。
同じようなケースとして、ギターなんかでもやっぱりピックとか弦とかにも自分はこれでなきゃダメという人それぞれのこだわりとかあるんだろうな。
コメント
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