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TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

AOR~ウェストコーストサウンドの現在

2008-05-10 00:52:22 | AORとか
先日JOSEPH WILLIAMSのファーストのことを書きましたが、それとセットにして録音して聴いているのが、PETER FRIESTEDTの「THE L.A. PROJECT Ⅱ」です。
参加ミュージシャンはまた別途書きますけどJOSEPH WILLIAMSやBILL CHAMPLINが歌ったりしていて、いわゆるAIRPLAY~TOTO=AOR/ウェストコーストサウンドを継承しているアルバムです。
そこでこのPETER FRISTEDTですが、この人はスウェーデンのギタリスト。そういえばと思い起こしてみれば、JOSEPHやBILLが参加する、この手の典型的なAOR/ウェストコーストサウンドのアルバムをリリースし続けているのは…TOMMY DENANDER(RADIOACTIVE)もスウェーデンのギタリスト。AORというユニット名で活動するFREDERIC SLAMAはフランスのギタリスト。さらにGEORG & G.としてアルバムを出しているのがGEORGE GRUNWALDはポーランド出身。東欧諸国の人たちばかりです。ちなみに本家米国では…やはりDAVID GARFIELDがその筆頭でしょうね。TOTOやDAVID GARFIELDのKARIZMA/LOS LOBOTOMYSあたりは東欧諸国では大人気というのも頷けるものです。もちろん日本でも先日書いた「E35」ではないですが、小生も含めてやはりそれなりの人気を保っているわけです。
ところが今や米国ではこの手の音楽って廃れてしまっているんでしょうね。TOTOですら米国ではCDも出せないという状況ですし、DAVID GARFIELDも自身のレーベルからのリリースのみ。なんかこう、悲しいというより納得いかないものがあります。80年代はアメリカこそが音楽の楽園だったようにも思うんだけど…。今や日本の方が音楽的な多面性では秀でているようにも思えなくもない。
STEVE LUKATHERがインタビューで言ってたそうですが、今や米国ではスタジオミュージシャンじゃ喰っていけないんだそうな。そういや最近小生が買う洋楽(米国の)CDって、古いヤツばっか。80年代のようなスタジオミュージシャンのクレジットが羅列されるようなアルバムって…最近じゃLUKATHERの「EVER CHANGING~」にMICHAEL McDONALDの「SOUL SPEAK」ぐらいですかね…。
ウェストコーストサウンドってもはや我々世代の懐メロになってしまったようです。
コメント (2)
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