TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

TLM20/櫻井哲夫...の続き

2006-06-06 01:28:30 | J-FUSION
「TLM20」櫻井哲夫20周年記念ライブレコーディングの続きということで曲紹介。

1.CHAOS
JIMSAKU「MEGA db」収録の「KAOS」を英語表記にしたということで...。じゃ「KAOS」って何語?...それはともかく、元々ボーカル入りの曲、ボーカルパートは勝田さんのSAXがシャープに歌います。神保さんのドラムが原曲以上にと言っていいくらい忙しく、激しい。やっぱ神保さんって凄い。
2.I'M GONNA CATCH YOU
JIMSAKU「WIND LOVES US」から。原曲は伊東たけしのSAXがフィーチャーされてますが、今回はもちろん勝田一樹!とはいえホーンセクションの部分も勝田さんのSAX一本で頑張ってるんですけど、ちと音が薄すぎなのが悲しい。もうちょっとアレンジ変えてもよかったんじゃないかな~。
3.DISPENSATION
JIMSAKU「DISPENSATION」のタイトルナンバー。原曲のボーカルパートはもちろんというかやっぱり勝田さん。元々インストの曲として作曲されたという経緯があるようで、インストで聴いてもあんまり違和感ありません。SAXのメロもカッコイイ!
4.ALISA
またまたJIMSAKU「NAVEL」からのナンバー。櫻井さんのベースが歌うメロのタメがライブならでは。メロはベースからSAXに交代しますが、むしろSAXによるメロの方がしっくりくるかも。DIMENSIONのバラード曲を聴いているような雰囲気がありますね。
5.FIREWATER
JIMSAKU「JADE」からJIMSAKU100%デュオナンバーです。ちとドラムの音が軽すぎて迫力がないのが物悲しい...。やっぱりミキシングって大切ですね。
6.FUNKY PUNCH
JIMSAKU「WIND LOVES US」からのデュオナンバーです。なんか櫻井さん苦しそう。JIMSAKUやめてからあんまりリハしてなかったんでしょうか。神保さんに引っ張られて後を追っかけてる感じがします。
7.SAILING ALONE
旧き良きCASIOPEAのナンバー。そのせいか音の薄さがまだましに感じます。やはりというか野呂さんのギターがこれまでにない張り切りよう。JIMSAKUの曲ではあまりギターの見せ場がなかったせいもあったんでしょうかね。正直他の曲はイマイチノリが悪かったんですが、さすがCASIOPEAでの実績も豊富なこの曲は、よ~くこなれた演奏にCASIOPEAのアンサンブルの強みを見た思いがします。このアルバムのハイライトと言ってもいいかも知れません。
8.RED ZONE
櫻井さんのCASIOPEAとしてのラストナンバー。再び勝田さんのキレ気味のSAXが合流。CASIOPEAではありえなかったSAXとの共演は新鮮です。
9.BASS SOLO 2000
なんか音がかなりヘン。「ホールの雰囲気が一番伝わるミックスにしてみました」ということですが、ほとんど銭湯の中で入浴客相手にベースを弾いているような、不自然なエコーバリバリです。このミキシングは...無用でしょう。演奏そのものももっとハードにアグレッシブに演って欲しいな。もっちゃりとして冗長なソロです。
10.YOU CAN DO IT!
ソロアルバム「21世紀の扉」から。勝田さんのSAXをスペシャルフィーチャー。原曲はヘヴィな印象だったんですが、ちょっとジャムっぽい雰囲気で各人のゆったりとしたソロ回しが印象的です。やっぱりこういう曲だと音の軽さが更に目立ちますね。
11.45℃
JIMSAKUの「45℃」からのタイトルチューン。向谷さんのラテンピアノのバランスをもっと上げた方がいいと思う。やっぱりバランスの悪さが曲の持ち味を消してます。でもそんな中勝田さんのSAXだけはいい具合。う~んどうも勝田さんに押されっぱなしのTLM20ってところですな。

TLM20/TETSUO SAKURAI
TETSUO SAKURAI(b)AKIRA JIMBO(ds)ISSEI NORO(g)MINORU MUKAIYA(keys)KAZUKI KATSUTA(sax)

コメント
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