物のマネージメントにも時間を使いすぎています。
その原因は、物が多すぎることと、物の整理がきちんとできていないことです。物はその一つ一つが、私たちの時間を消費させています。
意味のある物はもちろんとっておくべきですが、実際にはほとんど使うことがない「いつか使うかも」系の物は早く捨てるべきです。もしかして使う可能性はありますが、かなり確率が低く、それを捨てることにより節約できる時間の利益と比べれば大した価値はありません。第一、本気で再び手に入れようと思えばたいてい手に入るものが多いです。雑誌なども、必要な記事はほんの一部ですから、それを切り抜いてスクラップした後にどんどん捨ててしまいましょう。
物を捨てるというのは、いわば「物の損切り」みたいなもので、場合によっては、それを買ったときの判断を否定することになるので、心理的抵抗があるのが普通です。でも、損切りは株の場合と同じく重要です。被害が大きくなる前に、心を鬼にして捨てましょう。
また、物を探す時間に一日必ず一定の時間を使っているのはとてもまずいです。何でもすぐに探せるようにすれば時間をどんどん節約できます。
頭の中で、物が時間を喰らうということがよく分かってなかったんですね、私は。普段から、物を捨てること、物を整理することは時間を増やす効果があることをしっかり認識しておくことにしました。
「物」→「時間消費物」
これくらいの思考回路なら、私でも普段思い出すことができます。
そうそう。重要なことを書き忘れていました。物を捨てるとか、整理する話だけ書いてましたが、もちろん、余計な物を買わないというのが大前提です。
だから、物を買うときは、それが本当に必要なものかどうかをよく考える必要がありますね。ストレス解消のために物を買うなんていうのはもってのほかです。そんな理由で買ったものは、後で私たちの時間を喰らうに違いありません。
昨日お会いした方は、本は基本的に図書館にリクエストカードを出して買ってもらい、それを借りて読むとおっしゃってました。確かに、本って二度読むものは少ないですよね。勉強になりました。