画期的な夢！凄い発想！・・・のはずが

夢を見た。
また新しいアイディアの夢だ。
小説のアイディア。
このストーリーは画期的。
私だけのオリジナルだ。
映画化したら面白そうだ。
売れるぞー！

と・・・
内容は・・・

iPadを持って戦国時代にタイムスリップするストーリー

ん・・・？
目が醒めてみると・・・
気のせいか・・・
誰でも思いつきそうなアイディアだぞ。

ってか、冷静に考えてみると。
合戦に使えると思ったけれど。
Googleマップで地形を調べて。
GPSで現在地を把握して。
って・・・
iPadだけあっても。
インターネットもGPS衛星もない時代。
意味ないじゃん。
そもそもiPadの充電はどうする？
使いまくったら一日で充電が切れるぞ。
戦国時代にコンセントはないぞ。
電気がなかったらただの薄っぺらな金属片に成り下がるぞ。

なんだかんだで楽しい妄想だった。
ついでにもう少し考えてみることにする。
戦国時代にタイムスリップ。
誰でも成功しそうだ。
iPadとかなくてもね。
発想で勝負できるだろうな。
タイムスリップもののストーリーで主人公が成功する共通点。
そこだと思う。

たとえば合戦。
正軍が正面から戦って、別部隊が迂回して敵の背後を突く。
わーわー騒いで大軍が居るように見せかける。
今だったら小学生でも思いつきそうなアイディア。
500年前なら画期的戦法ということになる。
皆、歴史を学んでいるからね。
戦うときの戦法も皆、歴史から学んでいるわけ。

マンガ、ドラマの「仁」
大沢たかおさんの好演で話題を呼んだ。
現代医学を江戸時代に持ち込んだからヒーローになれた。
もちろんそれもある。
でもそれ以上に重要だったのは「発想」だった。
愛と平和、自由と民主主義、相互扶助。
今では当たり前の思想発想。
それを江戸時代に持ち込んだから。
南方仁は活躍できた。

私も発想する。
発想、創造を続けたい。
それでどうなるかはわからない。
ヒーローにはなれないのだろうけれど。
後世に名を残す人になれないかもしれない。
でも気概だけは大きく持っていたい。
発想して、創造して、行動して。
でっかいことをやってやる。
的はずれの戦国時代タイムスリップ、そんな夢のあと。
そんなことを考えたのでした。