つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

長崎神社 豊島区

2016年06月22日 | 名所
                       長崎神社(豊島区)

椎名町駅の北口に建立する長崎神社は、櫛名田比売命を祀り、武州豊島郡長崎村(現在の豊島区長崎・南長崎・千早・要町・高松・千川と目白4・5丁目、西池袋4・5丁目、池袋3丁目の一部)の鎮守として信仰を集めました。
隣接する金剛院は、明治元年(1868)の神仏分離令まで、長崎神社の別当寺でした。

江戸時代の中期には十羅刹女社とも称せられ、境内には奉納された「十羅刹女」と刻まれた手水鉢が残されています。
その後、明治5年(1872)には村社と定められ、同7年須佐之男命を合祀して長崎神社と改称し、今日に至っています。

山岡鉄舟揮毫の神社額と祭礼幟などがあります。
なお、元禄年間(1688-1704)に始まると伝えられる獅子舞は、五穀豊穣と悪病退散を願って江戸時代から長崎村の人々により伝承されてきた区内唯一の民族芸能として、平成4年に豊島区民俗文化財に指定されました。
毎年5月の第2日曜日の祭礼では、氏子会や獅子達を中心とする地元住民により獅子舞が盛大に奉納されて多くの人々で賑わいます。

(6月22日記)

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