街を歩いていても背中には機関銃を保持しているイスラエルの女性たち
世界各地の紛争地を駆け巡り現場に入り取材した体験談を話すフォトジャーナリストの森口康秀氏による「紛争・貧困・被災を撮る ―取材現場の実際―」の講演がありました。紛争地で体当たりでフォト取材をしている話にはリアル感が伝わってきます。今まで知ることのなかった真実の情報が森口康秀氏の講演で得ることがありました。
イスラエルとパレスチナ難民の問題についてはその歴史的な背景の説明がなされて理解できました。イスラエルでは18歳から男も女も徴兵される。ジーパンにTシャツ姿で街の中を歩いている姿は、日本では原宿や渋谷を歩いている若い女性たちと変わりがない。しかしその背中には機関銃がかけられている。いつどのようなときにも対処できるように常に所持している。それくらい緊迫感がある。イスラエルとパレスチナの争いは続いている。和平の道は遠い。日本とは情勢がかなり異なることを認識しました。