つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

(資料)国際商科大学完成予定図

2022年06月17日 | 歴史
国際商科大学完成予定図
 
 家の中を整理していたら大学の入学の時の資料が出てきました。1965(昭和40年)年4月、埼玉県川越市に新設された国際商科大学(現東京国際大学)の第1期生として入学した。入学案内には、国際商科大学完成予定図が掲載されていた。
新設校であり大学案内を準備している頃は校舎が建設中であった。だから、完成予定図しか載っていなかった。

国際商科大学新設のお知らせ
◆目的 経済界に雄飛する国際経済人の養成を目的とする。
◆教育方針 アカデミックな雰囲気の中に理論に偏せず、実務に堕さず、高度の教養と学識を具え、しかも国際的分野に活動の出来るよう配慮する。具体的には、内外貿易商社の第一線、大メーカーの国際部門に活躍する人材、官公私各機関及び会社の海外駐在員、独立企業の経営マンを養成する。従って語学に重点をおき専門科目の学習には、原書を教科書として使用するすることを強く推進する。斯くて、会話は勿論、スピーチ等語学に絶対の自信を与える。
◆特色
 ①姉妹校たる欧米諸大学との交流を強化し、海外に留学し、国際的見識を深めることを目標とする。
 ②英国オックスフォード大学に見る如きチュートーリアル・システム(個人指導中心演習重点主義)を導入し、社会人、国際人、教養人としての実力を養成し、経済問題は勿論日常の実務にも自己の独自の見識を発表しうる人物の輩出を期する。
 ③就職斡旋制度の確立に重点をおき、一橋大学をはじめ各大学の就職担当経験者を顧問、参与として招聘し、各大学出身者の実業人より成る理事、評議員、維持員関係の各一流会社の協力を得て、就職に万全を期している。
◆学部・称号 商学部 商学科(4年制)学士号 商学士
◆入学定員 100名
◆校地   33,000平方米
◆校舎   3,300平方米
◆図書   25,000冊

 今の東京国際大学と比較すると隔世の感がある。しかし、スタート時のことも知っておくことは現在担当している人達にも必須であると考えて表示しました。参考になれば幸甚です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上島卓さんについて | トップ | マジック教室(6月その2) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。