つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

映画「ラーゲリより愛を込めて」

2022年12月10日 | 芸能
 映画「ラーゲリより愛を込めて」を公開初日に鑑賞してきました。

 原作は、辺見じゅん著「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」で、実話をもとにした作品です。

 第2次世界大戦終結後の1945年8月。終戦直前にソ連軍が日ソ不可侵条約を破り、満州に侵略してきた。満州のハルビンにいた山本幡男は、日本人捕虜たちとシベリア強制収容所(ラーゲリ)へ抑留されて、極寒の地でわずかな食糧のみで過酷な労働を11年間強いられていた。その中でも日本へ帰国する希望は持ち続けていた。

 山本幡男は、病魔に襲われて日本へ帰国することが出来ず、家族あてに遺書を書いて戦友たちが家族へ届けるという心震わせる感動巨編となっています。

 出演者は、二宮和也、北川景子、松坂桃季、中島健人、桐谷健太、安田顕、寺尾聰、市毛良枝など秀逸の演劇人です。二宮のロシア語が素晴らしいです。

 戦争では敗戦国は戦争犯罪人として、強制収容所へ連行されて過酷な労働をさせられていた。読売巨人軍の監督であった水原茂氏もシベリア強制収容所で過ごしたことがあったとのことです。
 
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