つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

ケータイが辞書代わり

2007年09月08日 | インターネット
文化庁の「国語に関する世論調査」によると、
書き方の分からない漢字を携帯電話の変換機能を使って調べる人が3人に1人おり(35%)、20代では8割(男性72%、女性85%)に上ることが分かった。
10代と30代では6割。

分からない漢字を調べる場合、何を使うか。
①辞書(60.6%)
②ケータイ(35.3%)
③パソコン(21.3%)
④電子辞書(19.4%)
という順番だった。(複数回答)

文化庁国語課は「ケータイは単なる通信手段でなくなり、文字生活に占める割合が高まっている」と分析している。(時事通信・読売新聞)


ケータイの利用率が高まっている。
携帯電話としての通信機能の他に、今ではGPS、財布、音楽、テレビ、鍵、検索等の機能も融合してユビキタスネット社会へ邁進している。
鉄道関係の時刻等を調べる「時刻表」がある。
以前は毎月発行されていてベストセラー書籍のひとつであった。
今では、ケータイから「乗換案内」という無料のコンテンツを利用している人が多い。
「乗換案内」であると、自分の希望する時間帯で出発地から到着地までの時刻と値段がリアルタイムに表示されて出てくる便利さが評価されている。
時刻表をケータイで利用する人が多くなった半面、本の時刻表の売り上げは激減してしまった。
いつでも、どこでも利用できるケータイの活用が今後の社会を変えていく時代となった。

(9月8日記 池内和彦)

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