つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

最後の早慶戦

2008年08月16日 | 芸能
              最後の早慶戦の記念写真(戸塚球場)

映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」が公開される。
1943年10月16日に実施された早慶戦。
太平洋戦争も激化してきて、「野球は敵国アメリカのスポーツだ」と六大学野球が、バットを捨てて銃をとらなければならない状況になってきた。

慶応義塾塾長の小泉信三が、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲に「早慶戦」を申し込む。

そして、戸塚球場には早稲田大と慶応大の野球部員と関係者が集まり、ラストゲームが最後の早慶戦として開催された。

神山征二郎監督作品。
戸塚球場の撮影場所は、当時とよく似ていると思われる長野県上田市の城址公園球場が使用された。
上田市の人たちがエキストラとして出演している。
そして、その野球場で大型スクリーンを設営して、撮影に参加した上田市のエキストラや関係者が集まる中、試写会が行われた。
野外スクリーンは、試写会の始まる前に夕立にあいグランドは水浸しになり、上映が危ぶまれたが、スタッフの整備努力により予定通りに開催された。
神山監督と主演の渡辺大も一緒に鑑賞して、試写会に参加した人たちと交流を深めていた。

この試合は、以前にも「最後の早慶戦」のタイトルで上映されたことがある。
今回、新たにラストゲームとして神山監督が取り上げられた。
早慶野球部の関係者には、かけがえのない映画であろう。
一般公開は、8月23日から。

(8月16日記)

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