つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

濱崎六三師範と躰道の子供たち

2019年08月05日 | 躰道

              濱崎六三師範の祭壇前に集合した志木市躰道の子供たち

躰道の良き仲間である濱崎六三師範が70歳で亡くなりました。通夜式に参列しました。
大学時代の躰道部の仲間や躰道関係者が多数参列しておりました。
いつも躰道着を着用して動き回るのが好きな人であり、志木市躰道協会(山田重幸師範会長)では指導を率先して実施しており子供たちからはとても慕われていました。
「若かりし頃から汗を流して、やがて躰道の師範として志木市の子供達の指導を任されておりました。一人一人と真剣に向き合い、未来ある子供たちが成長していく姿を見るのが何よりも嬉しかったようです」(奥様の濱崎麗子さんのコメント)
この日は埼玉県立武道館で「全国少年少女躰道優勝大会」が開催されており、志木市の会員も選手として出場し各種目でメダルを獲得して、総合成績では第2位という素晴らしい結果を得ました。大会終了後、少年少女会員たちとその父母たちは通夜会場へ直行して、濱崎六三師範とのお別れをしました。躰道着を着用したまま首には多数のメダルをかけて大会結果を報告できました。人の死について初めて体験をする子供たちもいて、尊敬する優しい躰道の師範とのお別れに涙が溢れておりました。
このような優しい心を持った子供たちから慕われている濱崎六三師範は、肉体は死んでも、その精神は子供たちによっていつまでも繋がれていくことでしょう。

(8月5日記)

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