つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

相撲の街「両国」

2021年12月06日 | 池さんぽ
 両国は相撲の街と言えます。道路の脇には横綱の土俵入りの銅像や色紙が何か所にも設置されています。またお相撲さんの食事として有名なちゃんこ鍋料理店もたくさんあります。お相撲さんの姿も見えることがあります。両国には多くの相撲部屋があります。
 回向院というお寺があります。回向院は、振袖火事(ふりそでかじ)と呼ばれる明暦の大火(1657年(明暦3年))の焼死者10万8千人を幕命(当時の将軍は徳川家綱)によって葬った万人塚が始まり。のちに安政大地震をはじめ、水死者や焼死者・刑死者など横死者の無縁仏も埋葬する。
  1768年(明和5年)以降には、境内で勧進相撲が興行されました。これが今日の大相撲の起源となり、1909年(明治42年)旧両国国技館が建てられました。国技館建設までの時代の相撲を指して「回向院相撲」と呼ぶこともあります。1936年(昭和11年)1月には大日本相撲協会が物故力士や年寄の霊を祀る「力塚」を建立してあります。 力塚の周りには相撲力士の石碑が並んでいます。境内の銀杏がきれいに黄葉してしていました。相撲文化が味わえる両国界隈です。
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