つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

おねしょはココロの涙です

2010年06月30日 | 友人
                 村田浩余さんの著書「おねしょはココロの涙です」

霞会(東京国際大学同窓会)の懇親会に参加したら、 村田浩余さんと会った。
村田浩余さんは、精神保健福祉士。カウンセラーとして活躍している。
東京国際大学大学院社会学研究科修士課程修了、法務省矯正局、スクールカウンセラーなどを経て、1997年に臨床心理士として開業。
多くの患者に接する傍ら、会社経営相談など様々なカウンセリング業務にも関わっている。

そのような活動の体験から、一冊の本を出版した。
タイトルは「おねしょはココロの涙です」
なかなか面白い題名であるが、内容がとても興味のある本となっている。
夜尿症、糖尿病、胃潰瘍、血友病などの病気が伝える家族のSOS。
おねしょの原因には、家族の厳しすぎるしつけがあった。
夜尿症などの治療に心理療法を活かした豊富な実例をもとに、心と身体の深い関係をわかりやすく解説してある。
お子様を持つ方や、慢性疾患を持つ方にお奨めする、気づきがいっぱいの心理療法入門となっている。

本「おねしょはココロの涙です」
発行 アートヴィレッジ
定価 1,000円+税
目次は、(序章)遊戯療法 (症例1)夜尿症 (症例2)小児糖尿病 (症例3)小児性胃潰瘍 (症例4)血友病とHIV (付録)子供の発達過程を学ぶ

村田浩余さんは「一見、心とは無関係にも思われる身体的な疾患でも精神的な苦痛が原因となっている場合があり、心理療法で改善できることが少なくありません。患者さん固有の様々な問題が複雑に絡み合っていますが、健康を取り戻す鍵は、その複雑さや困難さの中にこそあるということを、読み取っていただけましたら幸いです」と話していた。
講演会も幼稚園児の保護者達に多数体験をしているとのことです。

(6月30日記) 
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