つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

鳥越神社

2009年10月12日 | 名所
                      鳥越神社本殿

ある雨の日、台東区の蔵前橋通りを歩いていたら鳥越神社の前を通った。
本殿で参拝する。

鳥越神社の歴史
前九年の役征圧のため源頼義、義家父子がこの地を通った際、白い鳥が飛ぶのを見て浅瀬を知り大川(隅田川)を渡ることができた。
それを白鳥明神の加護とたたえ、鳥越大明神の社号を奉った。

鳥越神社が土地を失ったのは、江戸城築城と隅田川や当時鳥越のすぐ近くにあった姫が池の埋め立てのためにたくさんの土が必要になり、鳥越の丘を崩して使用した。
その後、江戸城の城下町を形成するのと、旗本や大名屋敷の御用地とするために 幾度となく幕府に土地を没収されたもの。

それまで、鳥越の山にあった鳥越大明神と熱田神社と第六天神の鳥越三所明神のうち、 熱田神社が今戸に、第六天神が蔵前にそれぞれ移動させられた。
鳥越大明神だけがその地に残されて、今の鳥越神社になった。

鳥越神社の祭礼
1月8日 とんど焼がおこなわれる。
6月9日に近い土曜日・日曜日 例大祭
御本社宮神輿は、台輪幅4尺3寸の元祖「千貫神輿」で有名。

(10月12日記)
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