いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

宗教法人「幸福の科学」について:

2009-09-06 18:06:27 | 日記

Drジョー:
 先般の総選挙で「幸福実現党」の名のもと、殆ど当選する見込みがないにも拘らず、莫大な資金を使って多人数の候補者を擁立したこの団体の活動にある種の懸念を覚えたのはわたしだけでしょうか?

いかりや:
「幸福の科学」、「幸福実現党」は、337人立候補し1名も当選が「実現」しないんだから、彼らの「科学」は嘘っぱちであることを、自ら証明しているようなものですね。

Drジョー:
 教祖・大川隆法氏は、イエス・キリストや孔子などの歴史上の偉人、宗教家が自らの口を通じて語った(チャネリング)などと称している怪しげな人物。1986年に「幸福の科学」を設立し、1995年には信者数が1000万人を突破したと公表されています(主としてWikipediaより)。

いかりや:
設立して10年後には信者数が1000万人ですか。「幸福の科学」って宗教法人でしょ? どうして法人として認可されたのかも、なんや知らん怪しげですね。

Drジョー:
 信者の集まりでレーザー光線などを使ったけばけばしい舞台で説法している場面がテレビで映し出され、奇異に感じたことを覚えております。わたしが宗教という言葉から連想する「心の静謐」とはほど遠い印象を受けていました。

 同時期、1980年代後半に勢力をのばしつつあった新興宗教であるオウム真理教と対比して論じられることも多かったようです。両者に共通していたのは、高学歴で知的と目される人物が相当数参加していたことでした。

いかりや:
レーザー光線を使うところが、「科学」なんでしょうか。オウムのときも、電磁波を使っていました。オウムの場合は、サリンを作る化学工場まで建設していました。「科学」という名を借りて、信者を集めているところが現代的と言えるのでしょうか。

Drジョー:
 オウム真理教の教祖である麻原彰晃(霊能者を自称していた点は大川隆法氏と同様)は1990年の総選挙において、自らが党首として「真理党」を結成し、25名の候補者を擁立したものの全員落選しました。
 その後、オウム真理教がその教義を実践するべく極端な反社会的活動に走ったことは記憶に新しいところです。

 教義の異なる幸福の科学と「オウム真理教」を同列に論じようとしている訳ではありません。以下、一般論として・・・

大多数の宗教団体にとって教義を広めることが自己目的化してしまうことは自然の成り行きのようです。時として、それが普通人から見て奇異とも写る突出した活動に繋がった歴史的事実(カルトと称される宗教団体など)があることを思い起こし、わたしの懸念に繋がった次第です。

 なお、宗教団体に所属して心の平安を得ているやに見受けられる人も多くいらっしゃいます。それらの人のことをあげつらうつもりは毛頭ございません。

いかりや:
うつ病になる人が増えています。自殺者も今年6月末で1万4千人を超え、過去最高だった平成15年(34427人)よりもハイペースだそうです。人々の心のスキを突くのが、詐欺師や詐話師です。気をつけましょう。

 明日は、自民、財務省、日銀たちのつくり出した国の借金、無間地獄についてです。無論、いかりやの詐話ではありません、鬼気迫る恐ろしい話です(笑)。



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