いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

安倍政権≒小泉政権?あの国を想い、面従腹背→面従服従?

2013-01-18 18:04:44 | 日記

トッペイ:
ふぬけの政治屋と節を曲げなかった烈婦

 一度戦争に負けると民族とは宗主国にここまで従属するのですね。

しかし、歴史の中には女性で筋を通した烈婦がいました。
幕末港崎遊郭にあった岩亀楼の遊女、喜遊は文久2年、イールスというアメリカ人に同衾するように迫られましたが、生来の異人嫌いで断固断りました。そこでイールスは200両の大金を積みましたが、それでも拒絶され、イールスは日本の高官に働きかけて岩亀楼をつぶすと楼主を脅迫しました。

遂に喜遊は折れて同衾することを承諾しました。
しかし、いつまで経っても姿を現さないのを楼主が居間を見てみると短刀でのどを突いて自害した喜遊の姿がありました。

以下、喜遊の残した辞世の一部を引用します。

「かかる卑しき浮かれ女さえ、日ノ本の志はかくぞと知らしめ給わるべく候。
 露をだにいとふ大和の女郎花。
  ふるあめりかになびけとは何ぞ」

いかりや:
「ふぬけの政治屋、一度戦争に負けると民族とは宗主国にここまで従属するのですね。」
はい、まったくその通りです。

 以下のニュースを岩亀楼の遊女、喜遊が知ったら、腰をぬかして気絶するのではないでしょうか。

ブルームバーグ(米国の金融ニュースサイト)、2013.01.13付け記事によると

FRB議長を安倍首相が手助けか-外債購入ファンド構想で

Abe Aids Bernanke as Japan Seen Buying Foreign Debt
Shinzo Abe is set to become the best friend of investors in Treasuries as Japan’s prime minister buys U.S. government bonds to weaken the yen and boost his nation’s slowing economy.・・・・・・・・・

1月14日(ブルームバーグ):日本経済を支えようと円安を誘導するため米国債を買い入れようとしている安倍晋三首相は、米国債の投資家の中でも米国の無二の親友となりそうだ。・・・随分皮肉っぽい記事ですね(笑)。本当のところは、「アメリカに貢ぐ無二の娼婦(男娼?)になりそうだ」と書くべきところでしょう。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGLHAA6JIJVE01.html
 
 安倍政権は、50兆円外債購入ファンド設立の見通し」だと言う。
 安倍首相1月訪米は断られたけれど、この巨額の手土産で、安倍首相2月米国訪問のビザは間違いなく下りるだろう(苦笑)。

 ちなみに、小泉政権のときの為替介入(ドル買い円売り)と称して、1年3ヶ月(2003年1月~2004年3月)の間に前代未聞の巨額、35兆円余りを使った。買ったドルは米国債に化けたが、円安効果はゼロだった。このときの介入は、円安誘導が目的ではなく、アメリカのイラク戦争資金提供が目的?だった。

 今回は、昨年来から言われている、所謂、アメリカの「財政の崖」を乗り越えるための資金援助であることは間違いないだろう。

 過去にも、何度も記述しましたが購入した米国債は売るに売れない代物はっきり言えば不良債権です。不良債権であることはわかり切って買うのだから、安倍政権≒小泉政権であろう。マッドアマノ氏の「あの米国を想い、この属国を創る」のパロディを想起します。

 何故不良債権か?もうおわかりと思うが、

 先ず第一に政府が購入した米国債は、一度も円転されていないものと思われる(もし円に戻されていたとしても微小)・・・財務省公表の「外貨準備及びその他外貨資産」の外貨証券(殆どは売るに売れない米国債)は昨年12月末時点で1兆1778億ドルだが、これはほぼ一貫して右肩上がりで増大してきた数字である、今後安倍政権の外債購入ファンド構想により、この額は今後さらに急増することだろう。

 第二に、これも何度も述べてきたことですが、国(政府)は「商売(ビジネス)やっているわけではないので、税収以外に金を稼ぐ手段をもっていない。だから返済できない、しない」、これはアメリカとて同じことである。 従って、日本政府の米国債購入は、言わばアメリカの借金の肩代わり・・・貢ぎもの以外のなにものでもありません。

 アメリカが日本の独立を許さないはずです、更に日本はTPPでがんじがらめに緊縛されて、 ”ひーっ!ひーっ!”と随喜の涙を流し悲鳴をあげるのでしょうか?



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