いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

世の中バカなのよ、あぁ、頭イタイ、& 孫崎亨著「戦後史の正体」について天木直人氏が、

2012-06-27 19:33:39 | 日記

木綿:

 前から読んでも後ろから読んでも「世の中バカなのよ」と歌っていたのは今は亡き日吉ミミさんだったろうか。

 戦前、ある程度先が見えてる人たちは「えぇ、米英相手に戦争?アホか。」「大東亜共栄圏?あ、あほか。」と思ってるのに、軍部はイケイケ、新聞はドンドン、政治は翼賛会。もう、あきまへんと早々と田舎に引っ込んだ人も多かったと聞くけど、私は、この歳になって、戦前のそういう人達の気分が、ようやっと少しわかってきたような気がする。

「このデフレのご時勢に消費税率アップ?アホか。」「還太平洋パートナーシップ?あほか」と思うんだが、役人はいけいけ、新聞もわっしょいわっしょい、政治は三党合意。なんやねん、これ。日本人って、ほんとアホの固まりでっか?と私が外人だったら言えるのになぁ。あぁ、頭イタイ。

いかりや:
>「このデフレのご時勢に消費税率アップ? アホか。

 はい、アホです。長期療養中の病人からカネを搾り盗ろうとする強盗か寄生虫みたいな奴です。誰でもわかる原理原則も理解できていない、これでは病気が治るわけがない。常識もなければ、モラルなし、ウソも平気、公約破り、そんなことはお構いなし。

 国民に増税しないと約束して獲得した政権をまんまと横取りして、消費税増税を謀る。党内で了解が得られないとなると、敵に塩を送って敵に抱きついて、味方を蹴落とす。こんなひどいゴキブリ政権にマスコミが声援を送る。総白痴化しているのか、集団でマインドコントロールされているのか?集団自殺をしているようなもの。

 戦前の大政翼賛会とは中身は異なるけれど、翼賛の程度は戦前よりひどい。どうして日本はここまで落ちぶれたのだろうか。

トッペイ:

 この売国衆道男、語彙も貧困ですね。ネバー、ネバーとか心から、心からとかリフレインばかりするんじゃない。頭の中も空っぽで人糞が詰まっているのじゃないでしょうか。

 まあしかし執行部は予想より造反が多かったんで顔面蒼白なんじゃないでしょうか。
小沢さんが離党して不信任を突きつければ野田を倒すことも可能です。
そのとき自滅党はどうでるか。
増税に賛成しながら不信任は矛盾がある。
さりとて信任すれば解散に追い込めない。
結局小沢さんが政局の中心にいることは変わらないということです。

いかりや:

>そのとき自滅党はどうでるか・・・・

自民党もバカです。これ以外に言葉がない。なぜ自分達が下野したのか彼らは理解できていない。

>この売国衆道男、

この男の政権は、国の選挙の洗礼を受けていないが、アーリントンの洗礼は受けている。
だから、やっぱ売国奴?
某国の意図は、日本に経済力をつけられては困る。
日本を言いなり国家、奴隷国家にしておきたい。

 以上、自国の総理を貶めたくて言っているのではありません、やむにやまれぬこの気持ちを察してください。

昨日(6/26)の磯崎亨さんの tweetsより抜粋(少々長いですが、重要なのでそのまま転載します)

オスプレー:26日毎日(新聞) 「米政府が今月29日にオスプレイを普天間基地に配備を行う意向を日本政府に正式に通告すると伝えた」。普天間基地の日米間合意の基礎は負担軽減。「オスプレイ配備はこの出発点と異なるからとても受け入れられない」と野田首相は言えない。森本防衛相は言えない。ポチポチポチ

小沢グループ:今、小沢グループの若手から、10月グループで勉強会するので話して欲しいと連絡あり。小沢グループが民主党離脱かと言われる政治混乱の真っ直中で、将来を見据え勉強会の組織に動いている人が小沢グループ若手にいるのにびっくりした。

天木直人氏(記述):
一週間前、出版社から献本を受けた。非売品の原稿本である。発売は7月30日という。真っ先に読んでもらいたい人が私であるという。もっとも的確な評論ができる人が私であるという。本の著者は孫崎享氏である。私より3年先輩の元外務官僚だ。2003年に外務省に解雇されて以来私は同僚先輩らとの全ての関係を断って外務省と対峙する第二の人生を送ってきた。

そんな私がただ一人懇意にしている外務省OBが孫崎享氏である。その彼が、私がなし得なかった事を見事にこの本でやり遂げてくれた。なぜ日本はここまで対米従属なのか、なぜ外務官僚は対米従属外交にこれほどまでの終始するのか。これは私が講演などで常に決まって聞かれる質問である。

実はその答えこそ、戦後一貫してこの国の指導者たちが直面し、その答えに苦悩してきた事なのである。日本の戦後史はその答え探しであり、日本の戦後の外交は対米従属と対米自立の狭間で揺れ動いてきたのである。

その答えは一冊の本で答えるしかない。そうであるなら、それを本で書いてみないか。私は幾つかの出版社から持ちかけられて来た。書きたいのは山々だ。おそらくそれを書くことが出来ればもはやそれ以上の事を書く必要がなくなる。そう思いながらも私はついに今日まで書くことに至らなかった。

それを書くために取り組まなければならない膨大な資料と筆力、そしてその内容が世間に与えるであろう衝撃にしり込みしたからだ。それを孫崎氏が見事にやり遂げてくれた。

その能力と覚悟に脱帽するほかはない。その本は、ひとことで要約すれば日本の戦後の外交を動かしてきたものは対米追随と対米自立の二つの相克であり、対米追随派がことごとく勝ち残り、対米自立派が見事に排斥、失脚させられてきたという現実である。

それは皇族から始まって政治家、官僚、有識者に至るまで、ことごとくそうである。そしてより深刻な事は同じ日本人でありながら、対米追従者達が自らが勝ち残るために、仲間を、そして国民を裏切って対米追従に走ったという醜さである。

この様なことは、ぼんやりとわかっていても書けない。書けばあまりに衝撃的だ。しかしいつかは誰かが書かなければいけない。書いて後世の日本人に語りついで行かなければいけない。この大事業を孫崎氏は自らの体験と豊富な資料を基に、実名入りで書いた。

この本を読んでいくうちに私は思った。この本は野田首相に対する痛烈な批判であり、小沢一郎に対する最大の応援であると。

この本が7月30日に発売されることは極めてタイムリーだ。同時にこの本と孫崎享氏に強い圧力がかかる事は間違いない。果たして出版にこぎつけられるかも疑わしい。出版社も承知だ。

私はさっそく孫崎氏に電話し、祝福の言葉と同時に懸念を伝えた。孫崎氏も覚悟はしてた。弾圧を避ける最善の方法は大ベストセラーにするしかない、と排斥か大ベストセラーかの二つに一つしかない、と。勿論私は大ベストセラーになるよう全ゆる協力を惜しまないと激励した。イラク戦争に反対して外務省を首になった私が10年ぶりに世間に蘇り、孫崎氏の歴史を変える近著の大ベストセラーに一役買う事になるかもしれない」・・・以下略。

いかりや:
「戦後史の正体」出版されたら皆で読もう。楽しみにしています。ついでながら、孫崎さんのもう一つの著作「日米同盟の正体 迷走する安全保障」も参考になります。