いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

消費税増税に賛成する議員をあぶり出せ、鉄槌(落選)を下そうではないか、

2012-06-20 15:12:10 | 日記

 

 トッペイ: 

それにしても野田ほどの極限の売国奴もいないでしょう。あの小泉でさえ裸足で逃げ出すほどの厚顔無知ぶり。

しかしマスゴミも含めた売国奴連合もかなり焦ってますね。
あまりにも拙速強引、杜撰さが目立つのです。
いくらB層でも自分のふところに手を突っ込んでくる増税に賛成するものはいませんよ。 

民主党は次の選挙で消滅。野田や前原は野田は悶死でしょう。 

いかりや:  

 本ブログでは、終始一貫して消費税増税に反対の論旨を展開してきました。消費税増税の最大の問題点は、現下の長期不況を更に悪化させ国民生活を破壊するものです。

 事ここに至っては、消費税増税に賛成する議員をあぶり出し、彼らに国民の重い鉄槌を下すしかない。次の選挙で落選させる国民運動を起そうではないか。消費税増税に与する者は日本経済破壊工作員とみなされる。国民との約束を反故にするような背信国会議員は要らない。

 幸い、植草氏のブログに消費税増税に対して賛否を問う「民主党衆院議員290名への意見書・公開質問状」を昨日(6/19)発したことがわかった。

 消費税増税に反対する議員は必ず反対の意思を表明するはずである。この公開質問状に返事を寄こさない議員は、消費税増税に賛成者であるものとみなされます(主権者国民にとっての最重要法案に立場をごまかすのはずるい)。

以下本日の植草氏のブログをそのまま転載します。

民主党衆院議員290名への意見書・公開質問状

昨日6月19日に、民主党衆議院議員290名に発送した公開質問状と、意見書を以下に掲載する。

本公開質問状は、本日6月20日に到着の予定である。

日本の民主主義を守るため、民主党国会議員に対して、「シロアリ退治なき消費増税」法案に反対することを求める文書でもある。

民主党内の調整では、前原誠司氏が政調会長一任を求めて論議を一方的に打ち切った。前原氏は政調会長一任を求めたが、会議参加者は一任を了承していない。

いずれにしても、現在の民主党が「非民主」党になっていることは間違いない。

まずは、公開質問状全文を以下に掲載する。


民主党衆議院議員各位

拝啓 


梅雨の候益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

このたびの消費増税法案の衆議院採決にあたり公開質問をさせていただきます。

ネット上の政治運動「主権者国民連合」は、2009年8月総選挙に際して「シロアリ退治なき消費増税阻止」を公約として掲げた民主党に、この公約の遵守を求めています。「シロアリ退治なき消費増税阻止」の公約とは、野田佳彦氏が2009年8月15日の大阪街頭演説などで、「シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです。」などと明言し、天下り法人や天下り、わたりを根絶せずに消費税を上げることはおかしいことを訴え、4年間は消費税を上げないことを主権者国民に確約したものです。


野田政権が現在推進している消費増税は、野田氏が阻止すると約束した「シロアリ退治なき消費増税」そのものであり、これを民主党が推進することは主権者国民に対する背信行為であり、民主主義を冒涜するものであります。


この点を踏まえて、「主権者国民運動」は次期総選挙で、消費増税法案に賛成した民主党議員に対して、全力をあげて「落選運動」を展開する計画を進めております。


「シロアリ退治なき消費増税」法案への反対をお願い申し上げますとともに、次期総選挙における「落選運動」実施のための参考資料とするため、この公開質問への回答をお願い申し上げます。回答結果はネット上に公開させていただきます。


ご多忙のところ誠に恐縮に存じますが、6月21日までに、この用紙にご記入の上、下記番号までFAX送信下さいますようお願い申し上げます。


敬具

2012年6月18日

主権者国民連合

 植 草 一 秀

 

公 開 質 問

衆議院本会議で採決予定の消費増税法案に

賛成

   する(いずれかを○で囲んでください)

反対


理由(ご自由にご記入ください)

お名前

公開質問状には、「「消費大増税法案」に対する反対票投票のお願い」と題する文書を添付した。


以下にその全文を掲載する。


「消費大増税法案」に対する反対票投票のお願い

野田佳彦氏が推進する「シロアリ退治なき消費増税」法案が国会で採決され、可決されることを絶対に阻止していただきたく、主権者国民の一人として、また民主党員の一人として、民主党国会議員の皆様に強くお願い申し上げます。

野田内閣提案の消費大増税案に反対する理由は以下の三点です。

第一に、野田内閣が強行推進している提案が、「シロアリ退治なき消費増税」案であることです。「シロアリ退治」とは、官僚利権の象徴である「天下り」と「わたり」、および天下り機関を根絶することです。野田内閣の提案には「シロアリ退治」がまったく含まれていません。退治するべきシロアリと結託する、公約違反の「野田シロアリ増税」を認めるわけにはいきません。

第二に、野田内閣提案の消費大増税案には、社会保障制度の抜本改革が含まれていません。これでは、消費増税を行う意味がありません。

第三に、野田内閣提案の消費大増税案に、景気への配慮が含まれていないことです。増税を実行する場合、健康診断にあたる「景気条項の設定」、麻酔や輸血にあたる「景気対策の併用」が不可欠ですが、この点への対応が十分に示されていません。

 現下の財政赤字の大半はリーマンショック以降の世界的大不況による循環的なもので、経済再生が優先されるべき政策です。財政健全化は重要課題でありますが、政府部門は全体として資産超過の状態にあり、財政赤字が完全に国内余剰資金で賄われており、問題解決のための時間的猶予は十分に存在します。財政健全化に向けて、適正な手順を踏むことが不可欠です。欧州政府債務危機に便乗して大増税だけを拙速に進めることは国民の利益を損ねるものと言わざるを得ません。

民主党政権は「シロアリ退治なき消費増税阻止」の旗を掲げて総選挙に臨み、主権者の支持を受けて樹立された政権です。この政権が選挙で敗れた自民党と結託して「シロアリ退治なき消費増税」を推進することは、民主主義を冒涜する行為です。日本の民主主義を守るためにも、「野田シロアリ増税」法案の採決・可決を絶対に阻止しなければなりません。

2012年6月14日

「シロアリ退治なき消費増税」を阻止する「主権者国民連合」

植 草 一 秀