なのにオイラは京都へゆくの?

大阪の中年男が、京都の山に登った際の赤裸々(?)な公式日記帳やねん。
のはずが……京都・自己満足ブログとなりにけれ。

旅の重さ・前編 (双ヶ丘→仁和寺)

2011-11-17 12:28:21 | 京都のその他の山

 この世の中、何だかわからぬうちに歯車が噛み合っちゃえば、ミッション・インポッシブルもポッシブルになっちゃうことだってあるのである。

 逆に、どうしたことか歯車が噛み合わなくなっちゃうと、あらゆることがことごとく非円滑化現象ともいうべき、負のスパイラルに呑み込まれてしまうのである。

 恐ろしや、恐ろしや。

 幸か不幸かを決める運命の分岐点は、こんなの通常あり得んという事象が偶然重なったタペストリーの上で雌雄が決せられ、大方の予想どおり我々は敗北に期するのであるなぁ。マーフィーも同じようなことを言っていたかもしれぬ。

 もうこうなると人智を越えているのである。見えざる手が我々を幸運に導いてくださるのを、ただ祈るばかりである。

 そこで京都。

 京都と言えば、怨霊までもを神としてあがめたてまつり、味方にしてしまうという姑息で恥も外聞もない御霊信仰発祥の地(のハズ)。

 残る手立ては神仏に頼るほかあるまい。

そうだ京都、行こう☆

                     ○

 (本人に頼まれたわけではないが、)とある男の厄払いと心の平安を取り返すべく、オイラは京都へ旅立ったのであった。

 晴明神社でもよかったのだが、街中の平地では全然面白くないので、成就山にある御室八十八ヵ所霊場でお遍路することにしました。

                     ○

 11月16日(水)

 6:34 JR花園駅に着。

 まずは、お遍路登山のウォーミングアップに双ヶ丘(ならびがおか)を攻略しておこう。

  南北に三つの頂をもつ双ヶ丘は一見山のようであるが、山ではなく、実は6~7世紀の豪族の古墳なのだという。人サマの墓の上を歩いて良いものか考えものではあるが、散策できるように整備されているので仕方あるまい。いざ進め!

 ▼ 三の丘。

 ▼ 二の丘。

 街中で山気分を味わえる。枝道がいっぱいあるので、初めて行く方は要注意。
 細い枝道へ誤って入っちゃうと、

山岳救助隊の助けが必要なぐらい(笑)深い森である。

 メインルートを歩いていれば、

道標があるので大丈夫\(^_^)/

 ▼ 7:16 双ヶ丘で一番高い一の丘(標高116m)に到着。

 東、西、北に開け、眺望がよい。
 ▼ 北側には次の目的地、仁和寺が見えるぞい。

                     ○

 ▼ 7:27 仁和寺(にんなじ)・二王門前に到着。

 ▼ 門の両サイドに阿吽の仁王像が立っているだが、コイツらが動き出して暴れ回りだしたらと思うと空恐ろしい。リアルな像である。

 ▼ 名勝・御室桜(おむろざくら)。

 ▼ 五重塔。京都に来たなっていうワビサビ感がありますなぁ。

 ▼ 金堂。木々の一部は朱みがかっているが、紅葉狩りにはまだ早かった。

 ▼ 西門から仁和寺境内を出て、御室八十八ヵ所霊場の一番札所をめざします。

 ▼ 閑静な高級住宅街のドンツキに、一番札所を示す看板が見える。
 

 ▼ 7:45 さあ、いよいよお遍路のはじまりだよヘ(^o^)/

                     ○

                     ○

 See you next time。。。タタタッ。ヘ(;・・)ノ


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