㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

今年2回目の引っ越し

2014年10月10日 | 日記
これって、ミニバラの中を這いずり廻っているアゲハチョウの幼虫くんなんです。
山椒の葉っぱを全て食べ尽くし、餌を求めてあちこち遠征しはじめて居るんです。

その内にボトッて落ちて、地面をあちこち歩き廻って、踏まれてしまったり何処かに行ったり…。
前回も同様で、余りにも可哀想だと言うことで、奥さんの実家にある山椒の木に引っ越しさせました。

今回も全ての幼虫くん達を虫籠に避難させ、ここより5度位寒い場所では有りますが松川町の
山椒の木に引っ越しをさせることに決め、本日奥さんが移動してきてくれました。

移転先の山椒は葉っぱが固いんです。これは虫に食べられていないので生え変わった新芽に成ってないからで
はたしてこの固い葉っぱを何とか食べてくれるものかが心配な所でも有りますが…。
それでも、食べるものが何もない事を考えると、固かろうがなんだろうが、生き抜く事の方が
この幼虫くん達にとっては絶対重要だと、私が勝手に考えて行ったものです。

問題は朝晩の冷え込みです。前回の移動日よりも更に冷え込みがきつく成って来ているので
その寒さに耐えてサナギに成って越冬してくれるかどうかなんです。
前回の引っ越し組も今となっては何処かでサナギに成ってくれたのか、死んでしまったのかも
分からない状態に成っているので、今回の物はギャンブル的な引っ越しに成ったかも知れません。
とにかく、親の責任をどう考えているのか、そこが問題だと思うんです。
葉っぱが無い、つまりは餌が無いところに卵を産み付けるって無謀です。
しかも半端ない数を産み付けて行くのですから。いくら自然競争の原理でって言っても
余りにも可哀想過ぎて黙っては見ていられませんでした。

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