THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

東大卒の医者VS早稲田卒建築家の行方はいかに?

2007-11-10 12:19:39 | Weblog
今年(2007)の3月まで俺は、脳出血(急性硬膜化血腫)で入院していた。
手術した病院を退院後、リハビリ病員に転院した。その時の同室の方が
早稲田大学卒の建築家だった。脳梗塞で入院していた。食事も同じ席でして
いたが、いつもブツブツ文句を言ってた。その人は、塩分控えめの食事で
カロリーを制限をされていた。その人の後遺症は、左半身麻痺と感情失禁
だった。感情失禁とは、簡単に説明すると感情が漏れ出す事なんですが、
ちょっとした事でも大笑いしてしまう。俺もこの症状が未だにあるんですが。
その早稲田卒の建築家の方は、新しい装具を足に付けて歩いていた。関節が動かない
ので、装具で補助していた。その装具を自分の足になじませる為に一日1万歩をノルマ
として、病院の廊下を歩いていた。相当なカロリーを消費していたと思う。
勉強ばかりして、運動の仕方が分からないから、いきなり運動量を増やして
肉離れになった時もあった。
しかし、東大卒の脳外科医はその事は知らないので、BMI(ボディー・マス・インデックス)
を基準にカロリーを計算していた。しかし、運動量が多過ぎて明らかにカロリー不足。
日に日に痩せて行った。建築家は、口頭で何度も東大卒の脳外科医にカロリーを健常人レベル
に戻してくれと何度も頼んだが、東大卒の脳外科医はいっこうに聞く耳を持たない。

それに見かねて、早稲田卒の建築家は、パソコンで抗議文を書き始めた。この建築家、大学で
教授をやってただけあって、理屈ッぽい。
その抗議文を書きながら俺に、東大卒は一回決めた事は絶対に変更しない。頭が固いんだよと
皮肉ってた。
それから、数日が過ぎその建築家が部屋で転んで、ドアにぶつかり顔をケガしてしまった。
その一見で、その早稲田卒の建築家は、東大卒の脳外科医に対し、
「食事制限をし過ぎるからこうなるんだ!」と猛烈な勢いで抗議し、食事制限は解除された。
その後、平和な病院生活が始まると思いきや、その早稲田卒の建築家がナースステーションの
前で転んでしまった。食事制限も解除になり、それが原因のはずはない。

その時に分かった事は、転んだ原因が食事制限ではなく、その建築家自身のバランス感覚のなさ
だった。

実は、俺の部屋には計4人の入院患者がいた。一人は俺。もう一人は日大卒の電気屋さん。
もう一人が早稲田卒の建築家。最後の一人も早稲田卒の鍼灸師だった。

この建築家の抗議には、その早稲田卒の鍼灸師(建築家の後輩に当たる)も抗議に加わり
東大卒の脳外科医に抗議した。

この東京大学VS早稲田大学の戦いは、食事制限解除と言う形で早稲田大学が勝った。

しかし、東大卒は頭が固い。自分の身をもって体験した。

最近早稲田大学卒の人間と交わる事が多くなったが、早稲田と慶応の雰囲気の違いが
段々分かる様になって来た。企業の人事の担当は、何人も早稲田と慶応の学生を見てる
はずだから、見ただけで当てると思う。

最後に感想を言うと、東大卒の脳外科医と早稲田卒の建築家は理屈っぽかった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。