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ま つ ど

市販のガイドブックに載らない松戸のあちこち

旧陸軍鉄道連隊の境界石

2024-08-02 12:15:39 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)

 旧陸軍鉄道連隊が敷設した名残が県道57号線の栗ヶ沢820地先に残っている。古い地図と照らしてみると大きく北に迂回された用地が推測される。新京成が線路を布設する際ショウトカットしたため現在は住宅地内に残された境界石です。

            (栗ヶ沢820地先)


旧鉄道連隊の境界石

2021-06-27 21:43:53 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)

 新京成電鉄の八柱常盤平間にある狭い踏切の突き当りの歩道に在る。旧陸軍鉄道連隊の軌道跡と少し離れているような場所にあり、刻字ははっきり判別ができないが、形状が他の境界石に酷似しているので間違いないでしょう。  

 

                        (千駄堀651先)


地図に無い軌跡

2010-09-16 20:31:09 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)
 パソコンの地図検索をしている時航空写真に替えたところ、写真のような弧が現れました。
 地図では判らなかったこの軌跡を調べてみましたところ、旧陸軍の鉄道連隊が敷設した軌条の跡でした。
 今の胡録台辺りから、この所を通り陣ヶ前を経て江戸川へ向かって敷設したようです。
                             (松戸新田123)

住宅地にある境界石

2010-01-28 13:49:09 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)

 柏市青葉台との境の住宅街に大きめな境界石が目に付いた。
よく見ると「陸軍」という文字が刻まれている。
 ここには旧陸軍鉄道連隊の演習軌道が引かれていた。
 その敷地を引き継いで新京成電鉄を建設する時、常盤平駅から五香駅へ近道にしたため、遠回りしていたここが外されたところ。
                    (栗ヶ沢775)

  2021年代に住宅が建ち無くなっている


境界石

2006-01-24 22:17:14 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)
 新京成八柱駅の北側の踏切の際に、50cm位露出した境界石がある。石は摩滅しているが微かに「陸軍」と読める字が刻まれている。推測するのに旧軍隊鉄道連隊の敷地を示す物と思われる。松戸市内には旧軍隊が使用していた土地が多い(演習場や工兵隊など)他にもこれに似た境界石が残っている。

カーブが多い新京成電鉄

2005-06-24 14:36:48 | 旧鉄道連隊の遺跡(石)
 五香から県道57号線を鎌ヶ谷大仏まで車で走ると新京成線の踏切を4回渡ります。道路は直線、線路は曲がっているからです。直線距離約16kmの松戸駅と京成津田沼駅間が約26kmになっています。なぜ新京成線はカーブが多いのか? この鉄道の基は旧陸軍鉄道連隊の演習線であったからです。松戸工兵学校と習志野鉄道連隊を結ぶ演習線の建設許可を得るため距離(45km以上必要)を稼いだとか、いろいろな線路条件の基で敷設訓練を行うためだとか言われています。いまの常盤平駅付近は旧軌道敷を大幅に短絡しています。元の軌道は駅北側の熊野神社の左から栗ヶ沢を回り松戸養護学校の東を通り五香へ抜けていました。  (この写真は「21世紀の森と広場」とガスタンクの間の旧軌道跡です・千駄堀522)