小金宿の中央旧水戸街道脇にどっしり構えたスダジイの巨木があります。松戸市の保護樹木指定の樹になっていましたので、市役所のみどりと花の課に聞きましたら樹齢330年位、幹回り2.95mということでした。
松戸市は年々減少している樹木を守り育てるため、市内に点在し、地域で親しまれているシンボルとなる樹木を保全するため、市の条例に基づいて「保護樹木」に指定しています。
(小金)
昔は、矢切村の多くに民家や寺社は江戸川沿いにあったが、宝永元年(1704)の大洪水の被害にあい村民はこの台地上に移転した。そして、京都東山より稲荷を勧請し「稲荷五社大明神」と号して鎮守とした。
かっては「稲荷神社」と呼ばれていたが、昭和二十九年に稲荷社に素盞鳴社を合祀して今日に至る。祭神は倉稲魂命。 本殿棟瓦下、鬼瓦台座に鏝絵が描かれている、これは鏝絵伊豆長八の流れを汲む高橋三四郎氏の作品。
(下矢切332)