一口という趣味

なんの為にやっているのかなって、考えることがあるのですが、
やっぱり「勝つため」なんですよね。あっさり勝つためなんて書くと、
つまらない奴だと思われるかもしれませんが、やっぱり勝つためです。（笑）

「一口」をやっていて、一番楽しいと感じる時は、愛馬が勝った
瞬間なんですよ。いい年をした大人が、この瞬間だけは童心に
かえって、おおはしゃぎして、夢中になれるんです。

今年は年明けから負けてばかりでしたから、最近になって
ぼちぼち勝ちはじめて、改めて勝つ喜びを再認識したんですよね。
負けてばかりだとテンションも↓、これは実感です。

勝つことの副産物として、賞金もありますね。
「一口」は、はっきり言って儲からないので（この辺りは、
確定申告の時期に、声を大にして言おうと思いますが）、
儲けるのが目的なら、株とか、他の手段の方がいいです。

そうは言っても、「一口」にはお金がかかるんですよね。
個人差はあるにしても、多かれ少なかれ自分の稼ぎから費用を
捻出している訳で、それには限界があるので、この趣味を長く
続ける為には、愛馬たちに賞金を加えてきてもらう必要がある訳です。
愛馬たちが賞金を加えてきてくれればくれるほど、
自分の懐を痛めずに、この趣味を楽しむことができる訳です。（笑）

勿論、牧場へ行って馬と触れ合うことなども大きな喜びなのですが、
これを目的にするには、お金がかかりすぎるんです。
他の動物を身近で飼ったり、乗馬をやったりする方がいいと思います。
（１/４０００口とかだったら、それはありかもしれませんけど）

そんなことを考えていると、やっぱり
「愛馬が勝つ瞬間を感じる為」ということになるんですよね。

もうひとつ、これは目的というよりも結果としてなのですが、
普通に生活していては全く出会うはずのない人たちと
知り合うことができるということなんですよね。

今年はほとんど競馬場へ行けていないので、
牧場見学や出資検討会くらいでしか会う機会はないのですが、
時期が来れば、また機会は増えるでしょう。

私の場合は長い人で８年来の友人たちがいるのですが、
この趣味は息が長いですから、先輩方を見ていると、
これから１０年、２０年……と続いていくんでしょうね。