IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

2019年度競馬番組等について

2018年11月23日 | 愛馬・クラブ馬
来年度は大きな変革の年になりますね。

一部オープン競走のリステッド格付けについて
 既に発表されてはいましたが、これは朗報です。セリ名簿のブラックタイプに
 記載されますし、賞金も若干ですが上がっています。2着馬の扱いはこれまでの
 オープン特別と同じですね。残されたオープン特別の賞金が減額されていないか、
 気になるところではありますが・・・。

競走条件の呼称変更について
 これも既出ですがわかり易くなりますね。降級制度がなくなるので、見た目の
 オープン馬や高級条件馬(3勝クラス=現準オープン馬)は増えるでしょうから、
 なんとなく強い馬に出資しているという錯覚に陥るかもしれません。ただ実態は 
 弱い馬は中央で稼げなくなります。これまで以上に地方に転出する馬が
 増えることになりそうです。弱い馬でダート適性のない馬は引退が早くなりそうです。

女性騎手への減量適用について
 これも既出ですが海外では導入されているところもありますしいい制度だと思います。
 藤田菜騎手は実際に同期の男性騎手たちの中でも成績上位ですので、今まで通りでも
 大丈夫だとは思いますが、騎乗依頼は増えるでしょうから興行的にもいいでしょう。
 それ以上に彼女に続く女性騎手たち、騎手を目指す女性たちの門戸が広がりそうで
 人員不足解消にもつながっていくと思えます。

3歳未勝利競走の編成について
 簡単に言うと、いわゆるスーパー未勝利がなくなるかたちです。これまで何度か
 救われたことがあるので複雑ですが、晩成型の馬や勝ち上がる前に頓挫した馬には
 厳しいですね。

3走成績による平地競走の出走制限について
 3歳以上の未出走馬および未勝利馬が、新馬競走を除いた平地競走において
 3走連続して9着以下であった場合、2ヵ月間平地競走に出走できないということです。
 素質のある遅れてきた未勝利馬にとっては、上記の馬は邪魔なだけの存在ですので、
 上記のスーパー未勝利がなくなる分を多少とも軽減できるので良案だと思います。

全体として、強い馬は問題ないですが、そうでない馬には色々と不都合な点が増えそうです。
そうでない馬はこれまで以上に地方に転出することになると思いますので、地方競馬の
救済にはなると思います。競馬全体のことを考えれば良いことだと思いますが、
一方それだけ中央競馬と地方競馬の格差が開いているということも言えるでしょう。
もう一歩踏み込んで、中央と地方の垣根をなくし、地方に転出した馬でも、中央在籍時の
クラスにはいつでも挑戦できるようなシステムになれば、地方で力をつけて、再び中央に
戻って勝ち上がるような馬も増えてくるでしょうし、面白くなると思うんですけどね。

それはさておき出資する立場からすると、芝馬は高くてもオープンまで行けるような馬、
逆に安くて面白そうな馬はダート適性の有無を考えないといけません。また、早くから
始動できるかも重要になりますので、そのあたりの血統や誕生日も今まで以上に
重要になりそうです。
コメント
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