IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

ノーザン軍団の恩恵と脅威

2015年10月20日 | 愛馬・クラブ馬
世の中、真にノーザンファームの1強状態です。

傘下のサンデーTCとキャロットCは、今年も強い2歳馬が
次々と勝ち上がってきます。当然と言えば当然なのですが、
同じクラブの馬は新馬戦や特別戦で使い分けをしてきます。

先週、レイリオンが勝った新馬戦にはサンデーTCから
ライラムーンが出てきましたが、レイリオンの所属する
キャロットCからは、他の有力馬は出てきませんでした。

一方、今週スターオブペルシャが登録しているアイビーSには、
サンデーTCからアラバスターが、キャロットCからは
レプランシュが出てきます。当然のようにどちらも有力馬です。

つまり、愛馬がサンデーTC所属馬の場合、相手はキャロットCの馬、
愛馬がキャロットC所属馬の場合、相手はサンデーTCの馬になります。
強力なライバルは1頭でいいわけです。

ところがそれ以外のクラブ所属馬の場合は、サンデーTCと
キャロットCの両方の馬を相手にしないといけない訳ですから、
それだけで相手関係は厳しくなります。

大相撲に例えるなら、同じ横綱でも白鵬が全ての上位力士を相手に
しなければならないのに対して、日馬富士は大関の照ノ富士らと
本割で対戦することがないのに似ていると言えるでしょう。
スターオブペルシャの実力が白鵬級の馬ならいいのですが……。

勿論、これ以外にも(多くはノーザンファームの馬ですが)
有力個人馬主の馬が脅威になることはあるのですが、数が違います。
そう遠くないうちにシルクHCの馬たちが加わるでしょう。

結果として社台RHの馬は、なかなか新馬戦を勝てずに未勝利戦に
まわって、やっと勝ち上がると再び壁が立ちはだかり、結果として
賞金を加算できず、3歳クラシックはノーザンファームの運動会に
なるのではないでしょうか。
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