IDEONのひとりごと

「Dreamers Again」管理人IDEONが綴る愛馬たちと一喜一憂の日々、その他思うこと感じること。

競争なくして繁栄なし

2010年07月18日 | 愛馬・クラブ馬
以前より「社台グループ」のNO1という位置は不動のものであったが、嘗てはそこに
ビッグレッドFと早田牧場が、それぞれ社台で言えばオーナーズとクラブに馬を
提供するかたちで競争しながら繁栄してきた。クラブの方で言えば、そこに新進気鋭の
大樹、ロード、ウインが相次いで参入、少頭数ながらも独自の馬選びと育成によって、
上記3強に十分対抗してきた。

今はどうか?ビッグレッドFは世代交代に苦慮し、早田牧場は倒産、大樹、ロード、
ウインは現存するものの、中身は嘗てとはまるで別のクラブ……。
つまり「社台グループ」は単なるNO1ではなく、完全な1強になってしまったのだ。

1強になってしまった社台グループは、勿論その辺のことを熟知していて、競争を
グループの外にではなく内に求めるようになってきている。

手始めがサンデーTC、嘗てはグループ内を種牡馬別に「社台」と「ダイナース」に
分けていたが、それを主体牧場別に「社台TC」と「サンデーTC」に分け、
互いを最大のライバルとすることで切磋琢磨している。

次に「グリーンF」や「キャロットF」他、こちらは競争力を失った大樹等が
マイナーチェンジしていく中で得た400口等の小口出資会員の受け皿として
伸ばしている分野である。

この夏、吉田善哉氏の孫世代3人が、揃って初めて表舞台で挨拶の席にたった。
今後、「社台F」、「ノーザンF」に後発する「追分F」が育成にも力を入れて
行くとのことで、益々グループ内で競争し、繁栄して行く印象を我々に持たせた
ことは、喜ばしいことである。
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