以前より「社台グループ」のNO1という位置は不動のものであったが、嘗てはそこに
ビッグレッドFと早田牧場が、それぞれ社台で言えばオーナーズとクラブに馬を
提供するかたちで競争しながら繁栄してきた。クラブの方で言えば、そこに新進気鋭の
大樹、ロード、ウインが相次いで参入、少頭数ながらも独自の馬選びと育成によって、
上記3強に十分対抗してきた。
今はどうか?ビッグレッドFは世代交代に苦慮し、早田牧場は倒産、大樹、ロード、
ウインは現存するものの、中身は嘗てとはまるで別のクラブ……。
つまり「社台グループ」は単なるNO1ではなく、完全な1強になってしまったのだ。
1強になってしまった社台グループは、勿論その辺のことを熟知していて、競争を
グループの外にではなく内に求めるようになってきている。
手始めがサンデーTC、嘗てはグループ内を種牡馬別に「社台」と「ダイナース」に
分けていたが、それを主体牧場別に「社台TC」と「サンデーTC」に分け、
互いを最大のライバルとすることで切磋琢磨している。
次に「グリーンF」や「キャロットF」他、こちらは競争力を失った大樹等が
マイナーチェンジしていく中で得た400口等の小口出資会員の受け皿として
伸ばしている分野である。
この夏、吉田善哉氏の孫世代3人が、揃って初めて表舞台で挨拶の席にたった。
今後、「社台F」、「ノーザンF」に後発する「追分F」が育成にも力を入れて
行くとのことで、益々グループ内で競争し、繁栄して行く印象を我々に持たせた
ことは、喜ばしいことである。
ビッグレッドFと早田牧場が、それぞれ社台で言えばオーナーズとクラブに馬を
提供するかたちで競争しながら繁栄してきた。クラブの方で言えば、そこに新進気鋭の
大樹、ロード、ウインが相次いで参入、少頭数ながらも独自の馬選びと育成によって、
上記3強に十分対抗してきた。
今はどうか?ビッグレッドFは世代交代に苦慮し、早田牧場は倒産、大樹、ロード、
ウインは現存するものの、中身は嘗てとはまるで別のクラブ……。
つまり「社台グループ」は単なるNO1ではなく、完全な1強になってしまったのだ。
1強になってしまった社台グループは、勿論その辺のことを熟知していて、競争を
グループの外にではなく内に求めるようになってきている。
手始めがサンデーTC、嘗てはグループ内を種牡馬別に「社台」と「ダイナース」に
分けていたが、それを主体牧場別に「社台TC」と「サンデーTC」に分け、
互いを最大のライバルとすることで切磋琢磨している。
次に「グリーンF」や「キャロットF」他、こちらは競争力を失った大樹等が
マイナーチェンジしていく中で得た400口等の小口出資会員の受け皿として
伸ばしている分野である。
この夏、吉田善哉氏の孫世代3人が、揃って初めて表舞台で挨拶の席にたった。
今後、「社台F」、「ノーザンF」に後発する「追分F」が育成にも力を入れて
行くとのことで、益々グループ内で競争し、繁栄して行く印象を我々に持たせた
ことは、喜ばしいことである。