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ボンカレー:発売40周年「記念日」に決定 松坂慶子・松山容子も祝う

2008-02-13 18:58:55 | Weblog
ボンカレー:発売40周年「記念日」に決定 松坂慶子・松山容子も祝う 2008年2月12日 毎日
http://mainichi.jp/life/food/graph/20080212/
 ボンカレー発売から40周年にあたる12日、大塚食品が2月12日を「レトルトカレーの日」として、日本記念日協会に正式登録したことを発表した。発表会には2代目イメージキャラクターの松坂慶子さんも駆けつけ「カレーは日本の食卓に欠かせません。今後もさらに50年、100年とボンカレーがみなさんに愛されるように、私もお手伝いします」と国民食の長寿を祝った。
 発表会では松坂さんが、仕事が忙しい時などは、自宅でもボンカレーを利用していると話し、「子どもたちもボンカレーは大好きです。『私のカレーはおいしいでしょう』と自慢しながら食卓に出します」と公私にわたる“ボンカレー生活”を披露。イメージキャラクターに決まった時は、友だちの女優さんからもうらやましがられたと話した。
 また初代イメージキャラクターの松山容子さんもビデオ出演し「ボンカレーのお姉さんと呼ばれたことがうれしかった。松坂さんもボンカレーを大切に育ててください」とメッセージを寄せると、松坂さんも「先輩の名に恥じないよう、ボンカレーのイメージを受け継いでいきたい」と返した。
 会場では、笑福亭仁鶴さんが出演し「3分間待つのだぞ」「じっとがまんの子であった」の流行語を生んだ「子連れ狼」のパロディーCMなど歴代のテレビCMが流された。また、78年にCM出演した王貞治・福岡ソフトバンクホークス監督もビデオで登場。「私がCMに出演した78年は、ホームラン800号を達成した記念すべき年でした。ボンカレーを国内のみならず、世界中のみなさんに食べてもらいたい」と祝辞を寄せた。
 また「カレー」をテーマに料理や音楽の分野で活躍している4人組ユニット「東京カリー番長」の水野仁輔さんも登場し、松坂さんから初代ボンカレーをご飯によそってもらう場面も。かぐわしいカレーの香りが漂う中で水野さんは、「初代ボンカレーのジャガイモのゴロゴロ感は忘れられない」とウンチクとともに感慨を語り、“松坂さんに盛りつけてもらったカレー”だけに、おいしさもひとしおの様子だった。
 「ボンカレー」は、「お湯で温めるだけで、だれでも簡単にできる」国内初のレトルト食品として、1968年2月12日に全国発売。これまでに25億食を売り上げた。発売当時は、レストランのカレーが100円だったのに対し、ボンカレーが80円。最初のうちは「手抜き料理」などと評され、販売が伸びず、今でも目にする松山容子さんのホーローの看板は、営業マンが自ら各地で取り付けてまわったという。
 同社の中井吉人社長は「40年愛され続けたボンカレーのイメージを守り、駅伝のように次世代にバトンを受け継いでいきたい」と、さらなる時代に向けた思いを語った。同社では40周年を記念し、現在は沖縄だけで販売されている初代ボンカレーを他の46都道府県でも13日から100万食限定で出荷する。


 あのボンカレーが発売40周年を迎えたそうです。共働きだったウチの母は手抜きと言われるのが嫌だったのか、小さな子供がレトルト食品を取るのをあまり好まなかったこともあり、私自身は幼少時にボンカレーを食べた記憶はあまりないのですが、それでも「3分間待つのだぞ」のCMや松山容子さんのホーロー看板がマチのあちこちに設置してあったのはおぼろげに覚えていますし、もしこの商品が開発されることがなければ、レトルトカレーどころか、レトルトパウチを使ったあらゆる商品も開発されていなかった(スーパーに行けば当たり前のようにおいてあるパスタソースやお鍋の素シリーズもここまでは普及していなかったでしょうね…)のだろうな…と考えると随分感慨深いものがあります。
 ちなみに、今回100万食限定で発売される初代ボンカレーは、沖縄では今でもあの松山容子さんを表に出したあの味で売っているようで、今ではすっかり沖縄土産に定着しているそうで…。(買う側からすれば重たいけど安くついて助かりますね…^^)
 世間にこれだけ数々の種類のレトルトカレーが出ている中、たまにボンカレーやククレカレーを食べるだけでも『あ~懐かしいなこの味は…』と思えるくらいですから、個人的には、この初代ボンカレーを定番シリーズに含めてもそこそこは売れると思うのですが、あえてそれをしないのも粋というものなのでしょうか…。

15回も受け入れ拒否され 119番から1時間後に男性死亡 千葉

2008-02-13 18:50:46 | Weblog
15回も受け入れ拒否され 119番から1時間後に男性死亡 千葉 2008年2月9日
産経夕刊 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080209/crm0802091821029-n1.htm
朝日夕刊 http://www.asahi.com/national/update/0209/TKY200802090182.html
 千葉県東金市で昨年8月、自宅で倒れた男性(56)が心肺停止状態で救急搬送される際、10の病院やドクターヘリから延べ15回受け入れを断られ、家族の119番から約1時間後に脳内出血のため死亡していたことが9日、分かった。
 山武郡市広域行政組合消防本部によると、拒否された理由の多くは「心肺停止状態の患者の対応はできない」「ほかの患者を診察中」だったという。
 消防本部によると、昨年8月23日午後4時58分ごろ、男性が倒れているのに気付いた家族が119番。救急救命士ら3人は約10分後に駆け付け、蘇生(そせい)術を施しながら、病院受け入れを要請したが次々と断られた。
 延べ16回目の要請先となった同県茂原市の公立長生病院への収容が同日午後5時37分に決まり、約20分後に到着したが、脳内出血で死亡が確認されたという。
 消防本部は「搬送時間と死亡の因果関係は分からない」としている。


 こういう救急患者の搬入拒否は、病院の側だってその時点で受け入れる能力がないと判断したからこそ搬入拒否したのでしょうし、誰が悪いわけでもないことは分かっているつもりですが、お亡くなりになられた方はまだ50代半ば。症状から察するに、大至急で運び込まれて、開頭手術を行って命が助かったとしても、数日間は絶対安静になっていたと思いますし、心臓マッサージだけでは対処仕切れないは明らか。日本の各地でこういった悲劇が発生しているようですし、例えば、手術及び術後数日間患者の様子を見ることに専念する病院を作り、財政的にバックアップするなど、医療供給体制を本格的に整備し直す時期に来ているのかもしれませんね。

生活保護男性が新幹線・飛行機通院、10か月438万受給

2008-02-13 18:47:51 | Weblog
生活保護男性が新幹線・飛行機通院、10か月438万受給 2008年2月10日 
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080210-OYT1T00011.htm
朝日 http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK200802100005.html
 生活保護受給中の大阪府岸和田市の無職男性が、病気治療にかかる通院交通費として、10か月間に約438万円を市から受給していたことがわかった。
 男性は飛行機や新幹線で福岡や東京などの病院に通っており、市に「いい医師を探して全国を行脚した」と説明。厚生労働省は「通院に飛行機利用を認めたのは極めて異例」として、全国の自治体を対象に、交通費の支給実態について調査を始めた。
 府などによると、男性は40歳代で、十数年前から精神疾患のため府内の病院に通院。2006年6月から生活保護を受給し始めた。同年8月に東京都内の病院を受診したが、「医師と合わない」として、同10月からは福岡市内の病院に7回通院。妻が付き添い、大阪空港や関西空港までタクシーを使ったうえで飛行機で往復していた。
 このほか、愛知県や神戸市の病院に新幹線やタクシーを使って通院。生活保護受給を終える07年3月までの10か月間に、5都府県の病院で200回以上診察を受け、総額438万円の交通費を受給した。
 生活保護受給者が医療機関の変更を申し出た場合は、主治医の診断書などを基に自治体が認め、医療機関発行の通院証明書や領収書などの提出を受けたうえで交通費を後払いする。岸和田市は「必要な書類が提出されており、適正な支出だと考えている」としているが、高額支給について同省は今年1月、「交通費の必要性や妥当性を十分検討しなければならない」として各都道府県に審査の適正化を求め、支給状況を調べるよう指示した。
 生活保護の「医療扶助」には治療費や入院給食費などが含まれ、通院に使う交通費も全額支給される。厚労省通知で「最小限度の額」とされているが、上限は設けられていない。


 はぁ…。お役所って、こんなことまで形式主義で審査を行っているから、他の必要なところにお金が回らなくなるんですね…(憮然
 確かに精神疾患の場合、お医者さんとの相性は大事ですが、それにしたって地方の片田舎ならまだしも、大阪の岸和田ならば、大阪市内にいくらでも良いお医者さんがいるでしょうし、当人は「いい医師を探して全国を行脚した」と言い訳しているようですが、新幹線代まで負担していたのでは、予算がいくらあっても足りませんし、こんな人のために、母子世帯など本当の意味でぎりぎりの生活を送っている方が、生活保護の事実上の打ち切り(形式的には申請辞退)に追い込まれていると思うとやりきれない思いになります。
 ごくごく個人的には、新幹線代だけでなくタクシー代というのも額によっては本当に認めるべきなのか激しく疑問に思いますが、生活保護は税金で面倒を見ているのですから、支給金額の上限くらい設けても良いと思うんですけどね…。

米ヤフー第2位株主「マイクロソフトは買収価格引き上げを」

2008-02-13 18:44:22 | Weblog
米ヤフー第2位株主「マイクロソフトは買収価格引き上げを」 2008年2月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213AT2M1301013022008.html
 米ヤフー第2位株主の資産運用大手レッグ・メイソンが、マイクロソフト(MS)のヤフー買収には価格の引き上げが必要との考えを示していることが12日明らかになった。同社はヤフーの経営独立維持は困難との見方も表明した。ヤフーの買収提案拒否を受けMSの対応が注目されるなか、大株主の意向は今後のMSの戦略にも影響を与えそうだ。
 レッグ・メイソンの著名ファンドマネジャー、ビル・ミラー氏が10日付の投資家あての手紙で、「MSは買収成立のため提案価格を引き上げる必要があるだろう」と述べた。「MSの戦略上、ヤフー買収は必須。独立維持を願うならヤフーは難しい立場に置かれる」とも指摘。ヤフーのMS傘下入りが濃厚との見通しを示した。
 ミラー氏はMSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)、ヤフーのジェリー・ヤンCEOと会談したことも明らかにした。内容には言及していない。トムソンファイナンシャルによると、レッグ・メイソンは昨年9月末時点でヤフー株の6.6%を保有している。


 米ヤフーの第2位の株主である資産運用大手レッグ・メイソンが米ヤフーの買収について買収価格の引き上げが必要との条件付きで、ヤフーのMS傘下入りが濃厚との考えを示していることがわかりました。
 これで、もしマイクロソフト側がレッグ・メイソンの望む価格まで買収価格の引き上げを打ち出してくれば、この第2位株主は買収提案に応じる可能性が非常に高くなりましたが、米ヤフー側はどう対抗するのでしょうか。
 技術の革新はライバル会社がその技術レベルの高さを競い合ってこそ起こるものですし、個人的にはあまりマイクロソフト陣営が巨大になりすぎるようだと、社会全体では、却ってその技術発達のスピードを遅らせることにもなりかねないと思うのですが、もし米ヤフーが買収されたら、日本のヤフーがどう動くか(ほとんどの国のヤフーは米ヤフーが筆頭株主ですが、日本のヤフーの筆頭株主はソフトバンクグループです)という意味でも、この買収騒動は注目されるところです。

スティール、サッポロ買収巡り特別委の見解に反論

2008-02-13 18:42:00 | Weblog
スティール、サッポロ買収巡り特別委の見解に反論 2008年2月13日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080213AT2C1300813022008.html
 米投資ファンドのスティール・パートナーズは13日、サッポロホールディングスを買収する提案に反対意見を表明したサッポロの特別委員会の見解に反論する書簡をサッポロに送ったと発表した。スティールは「事実による裏付けに欠く主観的な意見」として、買収提案の是非はサッポロ株主が判断すべきものと主張。意見の再考を要請した。
 買収提案を評価するようサッポロから諮問された特別委は「(買収案は)企業価値を棄損する恐れが大きい」との意見書を会社側に提出。買収防衛策の発動も「正当性がある」と結論づけた。スティールは今回の書簡で「特別委はファンド側の回答を十分検討せずに退けており、いかなる防衛策も採用すべきではないと確信している」と主張している。


 サッポロHDの特別委員会からサッポロHDの企業買収に反対する意見を出されたスティール・パートナーズが反論したようですね。
 なんでもスティール側は「事実による裏付けに欠く主観的な意見」として、買収提案の是非はサッポロ株主が判断すべきものと主張して意見の再考を要請したようですが、だったら170ページに渡る改善報告書とやらを、1000株しか保有していない零細株主にもわかるようにHPにしっかり載せて 株主全ての判断を仰ぐべきではないでしょうか。
(この報告書がコンサル会社丸投げではないことを立証するためにも、まとめではなく、全文を載せるべき! だと思います)
 投資ファンドなのか単なるグリーンメーラーなのかの議論はさておき、日本では『(スティール・パートナーズのように)いきなり株を買占め、でかい態度をとる』という姿勢は一番嫌われますし、私も都心部の不動産事業の切り離しは検討の余地があると思いますが、彼らからは本業のビール事業をどうしたいのか、未来図をどう描きたいのかが全くと言っても良いほど見えてきません。
 倒産スレスレの会社ならばまだしも、そのあたりをはっきり示せない限り、いくら強硬姿勢をとったところで、日本の企業や株主の心を揺り動かすことは出来ないと思いますね。

獲得代議員数、オバマ氏逆転・民主予備選、首都圏で全勝

2008-02-13 18:35:15 | Weblog
獲得代議員数、オバマ氏逆転・民主予備選、首都圏で全勝 2008年2月13日
日経夕刊 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213AT2M1301I13022008.html
読売夕刊 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080213-OYT1T00191.htm?from=main1
 米大統領選は12日、民主、共和両党がメリーランド州など首都圏で3つの予備選を実施した。民主党ではオバマ上院議員がヒラリー・クリントン上院議員を退け、全勝を確実にした。米メディアが一斉に伝えた。オバマ氏は5日の「スーパーチューズデー」後は無敗で獲得代議員数を積み重ね、CNNテレビ集計でクリントン氏を初めて逆転、勢いが加速してきた。
 累積代議員数には上下両院議員など、予備選の結果にかかわらず独自の判断で投票できる特別代議員を含む。党候補指名に必要な累積代議員数で、クリントン氏は1月の予備選から一貫してリードしてきたが、今回初めてオバマ氏を下回った。
 オバマ氏は12日夜、来週に予備選を実施するウィスコンシン州で演説し「今夜、変革の波が首都圏を席巻した。この動きは止まらない」と勝利を宣言した。オバマ氏は同日に投開票したメリーランド、バージニア両州、首都ワシントンで3勝し、スーパーチューズデー後の戦績は7連勝となった。


 ほほぉ…。とうとう獲得代議員数でもオバマ氏がクリントン氏を上回りましたか。
 多分3月4日に行われる4州のうちの大票田となるオハイオ(大議員数161人)、テキサス(同228人)が勝負を決める大きな山場となりそうな気がするのですが、この両州をどちらが取るかが注目されそうです。下馬評では人種構成比率の多さから両州ともクリントン氏有利とはされていますが、オバマ氏も急速に追い上げていますし、いよいよ勝負は混沌としてきましたね。
 一方の共和党はマケイン氏が当確と言われながらも、一部では彼の思想信条に反発する動きも強いようで、民主党側の『黒人初の大統領』『女性初の大統領』というセールスポイントと比べるとどうしても見劣りする印象がありますね。

海外市場は大きく上昇するも日経平均は午後に急しぼみ 日経平均終値 46円高の1万3068円

2008-02-13 18:26:03 | Weblog
米国株大幅続伸、NYダウ133ドル高 2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213AT3L1300413022008.html
 12日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に続伸。前日比133ドル40セント高の1万2373ドル41セントで終えた。著名投資家バフェット氏が金融保証会社(モノライン)に対し救済案を提示したことが明らかになり、市場心理が好転。金融株などを中心に買いが優勢になった。
 一方、前日まで3営業日続伸していたハイテク比率の高いナスダック総合株価指数は利益確定売りに押されて小幅に反落し、終値は0.02ポイント安の2320.04だった。

米投資家バフェット氏、金融保証会社に救済案  2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080212AT2M1203A12022008.html
 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が「モノライン」と呼ばれる金融保証会社に救済案を提示したことが12日、明らかになった。同氏が率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイが最大8000億ドル(約86兆円)まで地方債を再保証するという内容。モノライン各社は信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題に絡んで経営が悪化しており、米金融市場の不安定要因となっている。
 米国の地方債は個人を含めて投資家のすそ野が広く、保証をしているモノラインの経営が一段と悪化すると、金融市場の混乱に拍車をかける恐れがあった。バフェット氏が保険契約を使って8000億ドルの再保証を提示したことは、モノラインが保証している地方債の6割程度をカバーすることになり、実現すれば市場が安定化に向かう可能性が高まる。

差し押さえ30日停止・米政府と金融6社、サブプライムで救済策  2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213AT2M1300O13022008.html
 米政府と米金融大手6社は12日、信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)の借り手を中心とする新たな救済策を発表した。住宅ローンの支払いを90日以上延滞している借り手を対象に、保有している住宅物件の差し押さえを最大で30日間停止する。一時的な猶予期間を与えることで、返済可能なローンへの借り換えなどを促す。
 救済策に参加するのはシティグループ、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、カントリーワイド・ファイナンシャル、ワシントン・ミューチュアルの6社。サブプライムだけでなく、住宅ローン全体の借り手を対象とする。
 米政府は昨年12月、サブプライムの第二次借り手救済策を発表し、借り入れ当初の低い金利を5年間据え置く措置などを打ち出した。今回はより差し迫った借り手の救済策をまとめ、差し押さえの拡大が個人消費などを圧迫するのを食い止めたい考えだ。

ドイツ株12日 DAXは224ポイント高の6967  2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20080212c9AS2R1200S120208.html
 12日のフランクフルト株式相場は反発。ドイツ株式指数(DAX)の終値は前日比224.30ポイント高(3.33%上昇)の6967.84だった。
 前日の米国市場が堅調に引けたことを受けて、高く寄り付いた。その後も堅調に推移し、30銘柄すべてが上昇した。
 不動産金融大手のヒポ・レアルは7.8%と7営業日ぶりに急伸。コメルツ銀行は7.0%、商用車のMANは6.3%と大幅上昇した。この日は、金融関連株を含め約半数の銘柄が3%を超える上げ幅を記録した。

ロンドン株12日 202.3ポイント高で終了 2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/market/20080213c9ASB7IIAA6120208.html
 12日のロンドン株式相場は大幅反発。FTSE百種総合株価指数は前日終値に比べ202.3ポイント(3.54%)高の5910.0で引けた。終値としては2月4日以来、約1週間ぶりの高値となった。
 前日の米国株とこの日のアジア株が上昇した流れを引き継ぎ、高く取引を開始。その後、米投資家のウォーレン・バフェット氏が金融保証会社(モノライン)が扱う地方債の再保証を提案したとの報道を受けて投資家心理が改善し、FTSE百種は午後に上昇の勢いを強めた。HSBCホールディングス、HBOSなど銀行株は全面高で終了した。上昇銘柄は97。
 原油が高値圏で推移し、BPとロイヤル・ダッチ・シェルに買いが集まった。ガス生産・開発のBGは、HSBCによる目標株価の引き上げも買い材料となった。
 銅相場の上昇を追い風に、鉱業のBHPビリトン、アングロ・アメリカン、リオ・ティントの上げも目立った。
 半面、保険のアドミラル・グループは下落して取引を終えた。

日経平均続伸、終値46円高の1万3068円 2008年2月13日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213NT001Y06013022008.html
 13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸。大引けは前日比46円34銭(0.36%)高の1万3068円30銭だった。12日のニューヨーク・ダウ工業株30種平均の上昇を受け、前場は幅広い銘柄に買い戻しが目立ったが、後場に入ると戻りの鈍さを嫌気した売りが主力株中心に増え、日経平均は伸び悩んだ。1月の米小売売上高や日本の昨年10―12月期の国内総生産(GDP)速報値の発表を間近に控え模様眺めムードも強く、売買は低調だった。東証株価指数(TOPIX)は小幅ながら3日続落。
 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が経営不振の米金融保証会社(モノライン)に救済案を提示したと伝わり、信用収縮懸念が和らぐとの見方から12日の米ダウ平均が上昇。朝方は日本でも投資心理が改善し、日経平均は上げ幅が200円を超える場面があった。ただ世界的な景気減速懸念に加え、バフェット氏の救済案も信用収縮解決には効果が限定的との見方が次第に優勢となり、主力株中心に戻り待ちの売りが広がった。〔NQN〕 (15:19)


 13日のNYダウは、バフェット氏が「モノライン」と呼ばれる金融保証会社に救済案を提示したことや、サブプライムローンの借り手などを中心とする住宅ローンの支払いを90日以上延滞している借り手を対象に、保有している住宅物件の差し押さえを最大で30日間停止して借り換えを促す案が出たこともあり、株価は一時221ドル高(http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M1203G 12022008&g=MH&d=20080212)になり、その後は調整したものの前日比133ドル40セント高の1万2373ドル41セントで終了。このアメリカの流れを受けてイギリスやドイツも大幅上昇。
 一方の日本市場も、朝方こそ、13240円26銭まで上げ、午前の終値も前日比180円74銭高い13202円70銭で終了(http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213NT000Y44513022008.html)しましたが、午後に入ると主力株中心に戻り待ちの売りが広がったようで、その上げ幅を急速に縮小。結局終値は前日比46円34銭(0.36%)高い1万3068円30銭で終了しました。
 う~ん。今はどんな好材料が出ても評価されにくくなっているタイミングなのかもしれません。