・「キルケ」はギリシャ神話に登場する女神であり
魔女でもある。
(トロイア戦争のあと、長い困難な航海を経て
アイアイア島に流れ着いたオデュッセウスは
山間に立つキルケの屋敷へ、先発隊として
20名あまりの部下を送り込む。
するとキルケは、恐ろしい薬の入った葡萄酒を
飲ませ、杖をたたいて豚に変身させ、小屋に
押し込めてしまう。それを知ったオデュッセウスは
自ら屋敷に乗り込むが、ヘルメスの助言を聞き入れ
策を講じておいたため、キルケの魔法を寄せつけない。
オデュッセウスが剣を抜いて躍りかかろうとすると
キルケは足元に身を投げ出し、どうか剣をおさめて
自分と床をともにしてほしいと・・・。)
・作者マデリン・ミラーの描くキルケは三つの点で
ほかの神々と違っていた。
・キルケ・・・太陽神・ヘリオス 女神・ペルセの娘。
1)死すべき定めの人間に深い興味を抱いていた。
2)他者を思いやる気持ちを持っていること。
3)失敗や経験から学んで自分を変えておけること。
※ キルケの魔法・世界におぼれました!