業務日誌

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怖いヘルパー

2006年05月24日 | 担当者会議
担当者会議/他業種との連携のおハナシ
元ホームヘルパー、窃盗で再逮捕[06.5.12]盛岡市

元ホームヘルパー、窃盗で再逮捕 06.5.12 盛岡市
介護していた認知症の女性の銀行口座から多額の現金を引き出したとして準詐欺の罪で逮捕起訴されている元ホームヘルパーの女がきょう、再逮捕された。同じ女性の口座から、さらに6300万円あまりを引き出していた疑い。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、盛岡市の元ホームヘルパー小原さつ子容疑者54歳。
小原容疑者は、去年の5月から12月までの間およそ90回に渡って、介護していた当時84歳の認知症の女性の銀行口座からキャッシュカードを使って現金あわせて6300万円あまりを引き出した疑いが持たれている。小原容疑者は「介護していた女性から頼まれた。」などと、容疑を否認している。小原容疑者は、同じ女性の預金口座からあわせて5500万円を引き出し、自分の銀行口座に振り込ませたとして、既に2度逮捕されていて、今回の逮捕で、女性の被害額は合わせて1億1800万円に上っている。

※ええと、本文と上記の記事はなんの関係もございませんw。
なにか画像を貼ろうと思って検索していたら見つけたもんで…。

ええと、私ハリケンは、ひがしケアプランの前の職場では4年余りホームヘルパーとして働いていました。サービス提供責任者でした。
そこには県下でも名高いカリスマヘルパー・M主任がおわし、私のごとき責任者は不要だったのですが、配置基準という縛りがあり、たまたま運よく?もらった肩書きでした。
M主任はまごうことなき本物のプロの支援者。
それは決して家事能力にとどまらず、自立支援のなんたるかを真に知っていて、かつ有言実行出来る人でした。私たちはみんなM主任を尊敬していましたし、目標としていました。
ヘルパーになる前の私は、デイサービスセンターのいち介護職員で、どちらかというとヘルパーを軽く見ていたと思います。入所施設を経験しなければ一人前ではない、特養が業界の華という時代でしたし、私もいずれは特養へ異動したいと思っていました。だから自分がヘルパーとして働くなんてことは希望も予想もまったくしていませんでした。
しかし、とある年サービス提供責任者の欠員が出て、不人気な部署だけに候補がおらず、どゆワケか私に辞令が舞い込み、悩んだ末法人に恩を売ってその後の特養異動のため自分に有利な展開にしたろかと、そんな不純な動機から承諾したのです。
結局、M主任に心酔してしまい、予想外の長期間サ責を勤めあげましたが、それはもうひとえにもふたえにもM主任のおかげです。

今思うと、M主任の指導のおかげでこの事業所のヘルパーのレベルはかなり高かったと思います。
派遣の依頼もふるようにありましたし、M主任は滅多なことでは仕事を断らない方でした。
少なくとも、この事業所のヘルパーさんたちは、ヘルパーであることにプライドを持ててたと思います。自分たちが在宅介護の最前線にいることを意識出来ていたと。

それ故、ニチイさんが言った
「ヘルパーが怖くて入浴介助なんか頼めない」
という言葉に、少なからず傷ついた私でしたが、言われてみれば確かに、こちらでは入浴介助を訪問介護ではなく訪問看護に依頼することが圧倒的に多いようです。
ヘルパーに依頼される身体介護は、通院や散歩のつきそいなどの軽微なものばかり。
なぜなんでしょうか。
都会のヘルパーは年齢層が高い。それは確かです。
体力的に、ハードな入浴介助は敬遠されるのかもしれません。
とにかく私も、これからケアマネとしてヘルパーさんに仕事を依頼することになるのですから、こちらのヘルパーの特性というものを知っておかなくてはなりません。
そこで私は、ウチのひがしステーションのヘルパーさんたちをしばらく観察&調査することにしました。

つづく  カンサツ中♪









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