業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

踊らされるデイケア

2009年05月01日 | 業務日誌
さてさて、プレ当選品の発送はすべて完了しました。
皆様たくさんのご応募ありがとうございました。
当選者の皆様、こまめにご報告感謝します。
あとおふたり、届きましたらご一報お願いしますね。


4月のレセ作成が始まりました。
ケアマネの皆さん、独居加算算定のための住民票は揃いましたか?
ハリケンは、独居高齢者が13人、認知症高齢者(主治医意見書でⅢ以上)が8人。
ウチの居介でダントツです。稼ぎ頭ですから。
住民票をとった月から算定が可能と聞き、ヒマさえあれば区役所通い。やっと9人そろえました。
他のケアマネさんはいたって冷静です。同意書がないと住民票がとれないので、訪問して、同意もらって、まったりと区役所に行ってますが、ハリケンはいざとゆーときのためにほぼ利用者全員の印鑑をそろえておりますので筆跡なんざテキトーにギゾーして(以下略)。
もらうものはもらう。それがワタシです。

さて、各事業所からの実績報告がじゃんじゃん送信されてきております。
ある訪問介護事業所は、身体の単価が上がったのにもとの点数であげてきており、ほんとにこのまんま出したろかと思ったりしてます。
しかし今日、そんなおバカなヘルステなんかより、もっとウケる実績を発見しました。
それがねえ、ウチのデイケアのものなんですわ。

デイケアの個別リハ加算、もめましたよね。
改正の概要が発表された当初は、
月に8回以下の利用ではリハ加算の算定はできない」となってましたよね。
しかしその後二転三転し、最終的には
予定8回の利用者であれば、予定外の利用休みなどによって8回以下になっても算定してよい
となりました。
リハマネ加算も、個別リハ加算もどっちもです。
つまり、もともと週に2回の利用予定があった人が、急な受診や予定外のお休みで7回とか5回とかになったときは、リハマネも個別リハ加算ももらえます。
ただし、前もってわかっている受診はダメ。
前月から組んでいるショートステイもダメ。
※これはハリケンが自分とこの保険者に確認したことです。よそは解釈が違うかもしれませんのでご注意下さい。
ただしこれは、つい最近になって「とれる」ことがわかったものなんです。それまではどこのケアマネさんもデイケア担当者もあーだこーだモメまくってました。

で、ウチのデイケアを使っている利用者の実績報告書。
火曜と金曜、週に2回予定、休まず通えば問題ナシ、だったのに、4月の21日に1日自己都合で休んでしまいました。
それまでデイケアのリハ担当者は、せっせとこの人のリハビリを5回、マジメにやっていたワケですが、1日休まれたためにその5回がパァになったと思ったんです。
で、どうしたか。
残りの火曜金曜、つまり24金と28火、ウチのPTはその人にリハビリを実施していないんです。
あーあ休みやがった。もうダメじゃん。やめた。
です。

今日この実績報告を見て、私たちケアマネがどんなに怒り、そして笑ったことか。

自己都合ったって、この21日のお休みは体調不良でしたので、リハ加算はもらえるんです。そーゆー最新の情報をちゃんと知らないから、このようにやる気のないのが一目瞭然の実績をあげてくるワケです。
ワタシは迷わず、この人の実績からリハマネと個別リハ加算合計630点を削除しました。
ウチのデイケアのPT、まったくやる気がないんですわ。
集団指導にも行かないし(ケアマネ任せ)、レセも作らない(医事任せ)。
提供体制加算の要件を調べることすら事務長任せでした。
医療法人では、医療行為以外はすべて誰かがやってくれると思ってるんですね。
そーゆーところはホントいやです。

やったことを正当に評価そして算定されないことに対しては、きちんと抗議出来るような事業所がいい事業所だと思います。
「ウチはちゃんとやってます!利用者様第一で頑張ってます!だからもらえるものは全部もらいます!!」
これが頼もしいと思うんです。
なので、どこぞの大手の○○イさんみたく、4月に入ってからもグズグズと
「うちは算定要件を充分に満たしていますが、利用者様にご負担をかけるような加算について請求すべきかどうか上層部で審議しています」
などと文書を回して勿体ぶるようなとこはうさんくさくてキライです。
ニ○○が悪い事業所の代名詞だとすると、ウチのデイケアなんかはダメな事業所の代名詞だと思います。

あ、ちなみにワタシは、言うなれば黒いケアマネです(ダメじゃん)w。