業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

負けるもんか その3

2008年11月24日 | 業務日誌
※ し、白いワニだよ!!白いワニが襲ってくるんだよ!!←江口寿史覚えてます?


さて、野比しずかさんを実際に認定調査をしたのは、区役所から調査を受託したケアプランナー21センチュリーという、名前だけはやたらカッコいい事業所のケアマネ。
区役所のアホ職員でなかっただけマシかと思いましたが、それにしたって不安です。

ひがし区東部阿呆迂闊の海田およぐが代行申請からウチにふっていれば----------
区役所に調査依頼なんかしなければ-----------------------
ええい、考えるだけでも口惜しい。



さて、ここでやっと主治医山田のぼるドクターの登場です。

野比しずかさんの認定が下りるまで、一体何日かかったと思います?
ちなみに海田およぐが申請した日は8月21日。


9月も末になりました。
しずかさんは、多少?の混乱はあったもののなんとか要支援1のご主人と一緒にデイケアに通い始めていました。
野比さんのご主人やご家族は、しずかさんをもっとデイケアに行かせたいんです。
しかしご主人と一緒でないと行かない、と拒否される。
(ご主人は要支援1ですから、週に1日しか通所できません)

野比さん宅は自宅1階の店舗で雑貨屋さんを経営していますが、後継者不在のためここを今年いっぱいで閉めることになっています。
現在この雑貨屋『野比ショップ』は、閉店感謝半額セールの真っ最中。
しずかさんもお店番を手伝っています。
しかし、認知症のしずかさんがレジを打てば、980円の商品を1000円出して買おうとするお客に9020円のお釣りを渡してしまうし、逆に『半額』で買おうとするお客には
「お金が足りないよ!!」
と怒鳴る。
お客が
「ええっ、半額だと書いてあるじゃないですか!」
と言うと
「バカなこと言うんじゃないよ!半額なんかで売ったらウチはつぶれるわ!!」
と言い返す始末。
そんなやりとりを聞きつけて、慌てて従業員が飛んでくるという毎日。
もういっときも家においておけない状況なのです。

「ハリケンさん、ヨメの介護保険証はまだ出来ないんですか?」
のび太さんから電話がかかるたびに区役所に確認するのですが、そのたんびに
意見書未到着
の返答。
「すみませんね、もう何度も何度も先生に催促しているのですが…」
とボヤく区役所介護保険課の職員。
ご家族も心配です。切実です。崖っぷちです。
認定が出るまで週に1回の利用で我慢しているものの、しずかさんのおかげで店はめちゃくちゃです。
もし、もしもですよ。
海田さんが「ほぼ大丈夫ですよヌハハハ」と言ってくれたので大丈夫だとは思いますが、もし要支援に(なんか)なったらどうしますか?

私はご家族にそう聞いてみました。
すると即座に
区分変更をお願いします
のお答えが。
そりゃそうだ。
ナットク出来ないだろうし、困るだろう。
でも、見ず知らずの客にツケで品物を買わせたり、渡してもいないお釣りを「もう釣銭はやっただろうこの恥知らずが!!」と怒ったりしているしずかさんが、間違っても要支援になることなんかないだろう。
海田およぐのセリフじゃないが、ほぼ大丈夫だよねフハハハハハハ。



そして10月になりました。
意見書はまだ届かず、しずかさんは暫定でデイケア通所を続けることになりました。
トーゼン、ケアマネである私は心配で心配で仕方ないワケです。
もしも要支援になるなんてことになったらどうしよう。
10月のアタマくらいなら、1日の日付で区分変更を受け付けてくれるだろうか。
もしダメだったら、あのヒチ面倒くさい日割り計算というヤツをしなきゃならない(ハリケンはこれで返戻を出したことがあるもんで、苦手意識があったり拒否反応が出たりラジバンダリ)。
それより、要支援の区変だとまたまた調査は区役所がやることになる。
サラにそんなことより、主治医の山田先生は、こんなに遅れてもまだ意見書出さないのに、また区変で意見書作成依頼なんてことになったら
年内に判定出るだろうか。

ああ心配、ああ心配。
しかし待てど暮らせど来ぬ意見書。

そして

やっとのことで意見書が届いたのは

10月24日でした。

判定の結果は

要支援1。
要支援1。
要支援1!!

ガ━━Σ(゜Д゜|||)━━ン!!


ケアマネになってはや2年と半月。
このときほど
阿呆迂闊私怨を
憎んだことは
ありませんでした。


チキショ----------------------------------------------------!!!!!

どうしてくれよう、海田およぐ。