業務日誌

許せないヤツがいる 許せないことがある
だから倒れても倒れても立ち上がる立ち上がる
あいつの名はケアマネージャー

体面と生命とどっちが重いか

2007年02月24日 | 重要事項説明書
※ 画像のことは、本当に気にしないで下さい。

透析を拒否していたダニエルの続報
ダニエルはとうとう折れました。
透析中止から6日目、そろそろ浮腫が表れていました。
家族の説得のせいもありましたが、ダニエルが態度を軟化させたのは、ひとえに担当ケアマネ・カニちゃんの誠意でした。
もともとケアマネとの関係はよかったのです。
暴君と名高いダニエルを、カニちゃんはよくフォローしていました。
私がすごいと思ったのは、これだけ騒動になり、クリニックを怒らせ、森の神をして
「今後ひがし会はダニエルさんから一切手を引く。担当ケアマネも、ダニエルさんの居介を変更しなさい!」
と言わしめたのに、カニちゃんはそれを拒否したことです。
カニちゃんはきっぱりと、この件は私とダニエルさんとの支援関係や信頼関係に一切無関係であり、自分はダニエルさんに対する責任から逃れるつもりはないと青田主任に言い切りました。
また、ダニエルさんに入っていたひがしのヘルパーも引き上げてしまうように森の神は圧力をかけましたが、カニちゃんはそれも拒否しました。
これは医療費の未収の問題で、青田主任とダニエルの問題で、ひがしクリニックとダニエルの問題で、ケアマネやヘルパーは違うと。
カニちゃんのそんな態度が、ダニエルを動かしたんだと私は思いました。
そしてダニエルは、未収金を支払うことにして、ほとんどひがし会に対する仕返しのように拒否し続けていた透析を、再度ひがし会で開始すると言ったんです。

ところが

森師長、これを拒否。

またまたすごいことになってきました。


森の神はダニエルを、とっとと他所の透析病院へ送り込もうと、データを別の病院に出したりしましたが、5,6日も透析をやめていた患者さんをホイホイ受けてくれる病院なんかそうありません。断られ、断られ、断られて、結果、この事例の勃発直後、対応困難事例として相談を受けていたひがし区の保健師さんもキレました。
当初この事例の報告相談を受けたとき、そちらのクリニックでは「このままでは生命が危険」と、患者への説得を要請されていましたよね。なのになぜ、『未収金は払う、また世話になりたい』とおっしゃっている患者さんを拒否なさるのか、私たちはそのギャップが理解出来ない
そう電話口でガンガン言われたのはカニちゃんでした。
どうしてカニちゃんが区からまで叱られなきゃならないんでしょうか。

カニちゃんは、伝書鳩のようにカニちゃんと森師長の間をいったりきたりしている青田主任に対して厳しく言い放ちました。
「この病院はそんなに体面が大切ですか。そんなに医療者の意地が大切ですか。人の生命ってそんなものなんですか。」

しかし、カニちゃんの抗議も虚しく、結局ダニエルは公的な病院へ回され、そこでとりあえず2時間の透析から再開することに___

ひがしクリニックから追い出されてしまいました。


他の患者さんに示しがつかないとか、お金を払って謝れば済むもんじゃないとか、森師長のいいぶんはもうまるで子供のケンカでしたよ。
挙句の果てには、はじめに家族からとった念書をタテにして
「責任の一切を負いかねます」
の一点張りでした。
ケアマネをやめろ、ヘルパーも引き上げろというセリフにしてからが、
「私にたてつくとこんなことになる」
ということを思い知らせたいがためのゴリ押しだったんだと私たちはおもってます。そしてそれをヘコヘコと後押しする青田(小物)。

_______ひどい法人です。