らっきょうがスーパーに出回る季節。
今年は梅干しも梅シロップも、まだストックがあるので作るのをやめました。
ということは、保存瓶が空いているということね。
らっきょうは子供の頃父がよく漬けていたので懐かしいよ。
父が漬けるらっきょうは決まって塩漬け。
甘酢味は普段からマリネでよく食べてるから、らっきょうは懐かしい塩らっきょうにしたいなぁ。
てなことを一緒に買い物に来たオットに話し、ワタシがバスルームで髪の毛を部分染めしている間に「やっておいてちょうだい!」と、休日のオットに作業を命じました。
レシピ(分量)は恵比寿の笠原先生のを参考にメモを残し、工程をオットに説明してワタシはバスルームへ
根っこの間の砂をよく洗い落とし、根っこを全部カットしちゃうと歯ごたえが悪くなる(柔らかくなる)らしいから、根っこをギリギリ残して切るんだよ。
塩水はちゃんと計量してから溶かしてね。
1時間半後、お風呂から出たワタシがキッチンへ行くと、今まさに塩水とらっきょうを合わせ終えたオットがうるさいこと(笑)
「根っこの間を洗うのが大変だったんだよ」
「根っこを全部カットしないように1個ずつ切るのが大変だったんだからぁ」
「1時間もずーっと根っこを洗っていたんだよ」
「カットに疲れて腰が痛くなりそうだよ~」
はいはい。
ハイハイ。
たった1時間の作業でも、これだけ話したくなるんだもの。
ワタシが山椒を処理した時に、話したくなるのもわかるでしょう?
ワタシなんて8時間だよ!8時間!
ま、それは冗談めかして言ったけど、主夫とはそういうもんなんです。
「お互い、目に見えない労をねぎらうことって本当に大事なんだよね」
そう言い聞かせて、ワタシも彼の労をねぎらいました。
3日目から食べられて冷蔵庫で1年間は持つという塩らっきょう。
1年ももたないな。
すぐなくなっちゃいそう。
父が作ったらっきょうと同じ
懐かしくてパリポリと美味しい。
こんなに簡単ならもっと早くに作るんだったな。(やってないけど)