お義母さんを誘って母の日ランチに出かけました。
割烹料理やお豆腐懐石はどう?と提案するワタシに、オットはやはりブッフェがいいと。
まぁ、食べたいものを食べたい量でいただけるからね、それもいいか。
私たちが好きだし。
ならば、以前一度利用して安定の美味しさ(品揃え)だった京王プラザホテルの<グラスコート>でポチりましょ
そうそう、インターネットで予約する時ね、備考欄に「お誕生日です!」とか「結婚記念日です!」とか書いてね。
そこは本当はアレルゲンの有無とかをお知らせしておくためにある欄なんだけど、「母の日なので母を連れていきます!」と書いたら、着席時にスタッフさんがカーネーションを持ってきてくれましたよ。
この日はどのテーブルもみーーーんな母の日。
ご高齢のお母さんらしき人をどのテーブルも伴っているのに、カーネーションをご用意いただけたのはうちのテーブルだけ。
だからただ「3人」で予約しちゃダメなの。
3人のうち一人は母の日の母ですっ!ってお伝えしておかなくちゃ。
ダメでもともと、お気遣いいただけたらラッキー程度でね。
母様、”選ばれし存在”に喜んでおられましたがな(笑)
一応、最初の一皿は横に一緒について様子を見ます。
ブッフェの5月のテーマは『世界を美味しく食べ歩き』
開始時間が決まっている二部制なので、各国料理が荒らされることなくきれいに飾られていて、目にも楽しいわねぇ。
それにやはりお客様のマナーが良くて…
お義母さん、この日に合わせてブラウスを買い、パーマ屋さんで久しぶりにパーマを当てたと。
「それだけでも、ただのおばあさんだからと気後れすることもなくなるわ。やっぱり気持ちって大事よね。」と母。
オットがなかなかお母さんに予定を話さず、ワタシが後ろからせっついたのだけど、その甲斐あってお母さんに準備する余裕ができたのだから、やっぱり早く誘うことも大事よ。
そんな風に身なりを整え、息子とのデートにワクワクするお母さんがいじらしいじゃないの
「もう大丈夫気にせず食べたいものを取ってきて。ワタシは自分でできそうよ」
はっきりしているお母さんは無理な時は無理と言ってくれるので、こう言ってる時は本当に大丈夫。
じゃ、盗撮はやめて(笑)ワタシも食べたいものを取りに行こう!
帆立のチリソース
サヨリ?の香草焼き
エビのキャベツ茶巾包み
赤魚のパン粉
イカのマリネ
フライ各種
ラザーニア
やれイタリアだー中国だと案内が書かれています。
オットが取ってきたのを見てワタシが追加で取りに行ったのは
イイダコとオクラの明太ソース(うまいー)
ズッキーニとスモークハムのなんとか
そら豆と枝豆のなんとか(これうまいー)
タコのカルパッチョ(イタリア)(これもうまいー)
燻製イワシのセビーチェ(ペルーの代表料理)(これもうまいー)
エビといろんなお豆のスパイス漬け(インド)
これを見てお母さんが「私にも同じのを持ってきて~」と言いました。
セビーチェだリガトーニ?だと舌をかみそうなお料理ばかり。
だけどどれもこれもおいしくて、ハズレがないのだから感激です。
オットは燻製されたお魚のセビーチェがとても気にいった様子。
今度お勉強して作ってみるかい、ペルー料理
ローストビーフやタラの芽の天ぷら
トッピングも豊富。
アレンジは自由よね。
もちろんワタシはあの緑色の葉っぱをたくさんいただきましたよ
ワタシだけじゃ無理だからオットのも写真に撮っちゃえ。
すごく高級感あふれるカレーは、家庭のカレーと質が違うって(笑)
パンが好きなお母さんはパンを3個ももらってきたのよ。
特に美味しかったものをリピートしたら、もう、どこにも食べ物の入るすき間がなくなった。
あぁ~
例によって食べられないものばかり
満腹感とはなぜこんなに早く来るのでしょう・・・
パッタイも好きなのに。
ドイツのソーセージも、フォーですら無理だなんて
それでも何か主食を1つは食べようと厳選に厳選を重ね、ワタシはパスタにしました。
大きなチーズの中でコネコネしてくれる
アマトリチャーナとジェノベーゼ。
もうとても苦しいのにクラムチャウダーも押し込みます。
(本当はミネストローネも飲みたかった無類のスープ好きです)
ケーキ類は1個も無理。
パンなんてもっと無理。
あぁー、こんなおいしそうなパン、3個もらって帰って明日の朝に食べたいよ
でもチーズとはちみつを見たらやっぱりそれは食べたくって。
ドライフルーツと共に味わうチーズ3種。
飲み物は…水(笑)
フルーツはどれも完熟で、ゴールドじゃないキウイがこんなに甘いなんて、やっぱり良いものを揃えているのねぇ~と感心する3人組でした。
「あのテーブルのお母さんはきっと足がお悪いのね。みんな家族が運んでくるわ」
「あそこはまだ両方のご両親が健在なのね。昔、Marchさんのご両親ともよく食事に行ったわね」
食後のコーヒーをいただきながらそんな風に語り「もうお腹いっぱい夕飯はいらないね」と満足そうにしてくれた母。
足も丈夫、好き嫌いもなく、歯も丈夫。
だからこそ私たちの勝手な選択を一緒に楽しんでくれるのね。
あご足つきで体も楽で、自宅~新宿~自宅の道中は新緑も楽しめ、会話もよく弾んだお母さん。
「お父さんに悪いわね」とテヘペロしていましたよ。
家に着いた時にオットは必ず「今日は(つきあってくれて)ありがとう」とワタシに言います。
それはいつの間にか二人に根づいた習慣。
(おそらくワタシが言うように仕向けたと記憶)
こちらの家族のことをしてくれた時にはワタシが、オットの家族に何かをした時にはオットが。
それを当たり前と思わずにきちんと感謝を口にすればお互いが気持ちよく過ごせるものね。
「今日はありがとう」
いやいや、こちらこそごちそーさま!
美味しいものを食べられてラッキー以外の何物でもありませんがな
来年も再来年も・・・お義母さんには長生きしてもらわなきゃ。
へへー