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いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ベトナムノート2015:day1-文廟→湖への車窓から(旧市街)

2015-06-20 | ベトナムノート2015
さすがに暑いベトナム

それでも北ベトナムに位置するハノイは、南よりは年間平均4℃は低いんです。




ワタシにはワクワクするような熱帯のトロピカルなツリーたち。
普通に街に植わってる。




マンゴーもぶら~ん




気根が伸びた大きな木。
これはガジュマルかなぁ?




そしてプルメリア
白にピンクにと華やかです。





車窓から。

全ての家がお店を開いており、店先にはプラスチック椅子と暑さでぐったりしたお店番。




額縁屋さんが始まると



しばらくは額縁屋さんが続く。




洋酒屋さんが始まるとしばらくは洋酒屋さん。
お店の看板に『Liqueur』とでも書いてくれればすぐに洋酒とわかるのに・・・

ま、それはこちらの勝手な都合。
『酒屋』としか書いてないお店だって日本にもあるもんね。




オーディオ屋さんが続く街並み。

こんな風に、同じ業種のお店が軒を連ねるのが特徴みたいだね。
ここは旧市街というらしく、フンさん、どこに行っても「旧市街」と言うのだけど、
じゃぁ「現市街」はどこなのさっ?

それがずっと謎でした・・・(笑)




あ!
カルティエのお店が出てきた!




ディオールにヴィトン。
こういうお店もあるのね~

でもこの路面店、バスでぐるぐる走っているワタシには、いったいどこにあるのか?
ここに買いに来ようとは思わないけれど、もしここに買いに来るとしたらどこなのか?
ホテルを基準にどっちの方向?
その位置関係がさっぱりわかりません。

やっぱり自分の足で学ばないことには、地図は頭に入りませんわ




フランスの英雄を讃えた銅像・・・じゃなかった石像。
(英語が書いてないから何がなにやら?)

そしてその前で待機するのは、シクロと呼ばれる人力車。

今回は団体だから乗らないけれど、個人で来ても乗らないほうがいいそうです。
人のいい日本人はたいていが言い値交渉でぼられちゃうらしい。
といっても数百円の話でしょうが。


ベトナムノート2015:day1-文廟(ヴァン・ミウ)

2015-06-20 | ベトナムノート2015
まず最初に・・・

『廟』(びょう)という文字がついたら、そこは祖先(先人)を祭るところ・・・と思っていいでしょう。
まれに「政治を行うところ」という意味もありますが、たいていが誰かを祭っていますよ。

ホテルに向かう道中最初に降り立ったのは、『文廟』でした。
ここは学問の祖である「孔子」が祭られた場所であり、また、国内初の大学が置かれた場所だそうです。



ここでは、官僚や王族・貴族の子弟が学問を学びました。
そして今では、学問にご利益のある場所として、観光地として残っているんですね。



入場料はかかりますが、フンさんがチケットを回収してしまうため詳しくはわかりません(以下:同)
(フンさんが立て替えてくれたお金を、回収したチケットの枚数で会社で請求するらしいの)

チケット欲しかったんだけどな~。




池を囲むように回廊ができている。




その周りぐるり一周には亀の石碑。
亀は「勉学の神様」とされているんだって。

おびただしい数のこの石碑には、科挙(昔の官僚登用試験)で合格した人の名前が刻まれており、それにあやかってベトナムの学生たちが座ってなでてを繰り返したため、文字が磨り減ってしまったらしい。




ワタシは普段、ロン毛のわりにあまり髪の毛を結ばないんだけど、
さすがにこの暑さ、湿度では髪の毛を高い位置で無意識に結んでいましたね~




木陰の芝生の上には、トロピカルなお花で作った「花文字」が。

-仁・義・智・才・信・徳-
里見八犬伝みたいやん!




「大成門」をくぐりましょう。
この先に見える赤い建物が「孔子」が祭られている『文廟』です。




お邪魔しますよ~。




足元の両サイドにはシーサーに似た、狛犬のような動物がいます。
これは「ゲー」という架空の守り神。

わざと足元に段差をつけてあるのは、ここをまたぐときに人が足元を見ることにより無意識に「頭が下がる」・・・つまり、学問とはそういう尊敬される対象にあるのだ、ということなんだそうです。




香炉のような龍のオブジェ。
(何なんだろう?)
台湾からこちらに来たワタシは、ついお線香を立てたくなりますが、ここは煙ってはいませんでした(笑)





メラメラと燃えるような灼熱
右に見えるのが孔子が祭られている所なんだけど、ワタシはあそこへ行ったのか?
それとも大成門をくぐってすぐ、このパラソルの下に避難してしまったのか・・・

記憶にありません・・・

のちに、ネットで孔子廟の画像を見ましたが、そのお姿をお目通りした記憶がないことから推測するに、
ワタシはここまで来ておいてきっと孔子には会っていないようです・・・
イヤ、行ったような気も・・・?ホントに記憶がないなんてっ

と言うのも、誰か気前のいいメンバーの方が「アイス食べる人~?」と大きな声で聞いてくださって、
みんながハイハイハイと手を挙げたんでした。




アイスはのどが渇くしねぇ・・・と躊躇していた私たちにもアイスが回ってきて、
結局は全員で美味しくアイスをいただきました。




大きさの違いはなんでなんだろう(笑)?

ワタシのいただいたこの白いアイス、とーーーっても美味しかった!
ベトナム上陸後初めて口にしたのはなんと美味しいアイスでした。
たぶん、2-30円ぐらいで買えるんじゃないかな。




ベトナムの国花でもあるハスの花。

この蓮池(Lotus Pond)を見るのを楽しみにしていました。
(ここの・・・という意味じゃなく)

それはお釈迦様の台座でもあり、雨が降ったらカエルが傘にする・・・(あれ?それは里芋だっけ?)

子供の頃に見た絵本の風景・・・

ピンクの花が凛と美しく、昔からなんともハスのたたずまいが好きなんだよね



まだ満開時期には少し早い。(6-7月)

ベトナムでは「ハス茶」が有名です。
ハスの花の雄しべを煎じて緑茶と混ぜたハス茶。
甘い香りが優しくて、以前からワタシは大好き(代々木公園のベトナムフェアで買いました)。

ハスの花が咲くのは年に1回、お茶作りもその頃が盛んになるそうです。

今回はとうとう本場で買えるわ~




文廟の外に出たら、ノンラー(Non La)をかぶったおばちゃんたちの攻撃がすごかった。
壁に飾りたくなるような大きな扇子を40,000VND(ベトナムドン)=約200円 で買ってくれというの。

外気の暑さに負けてMさんが1本買ったら「もっと買え」とずっとついてきました。

この旅初めての買物で、どのお札がそれかわからずモタモタしていると、お財布から大きな紙幣を取ろうとするらしく、うかうかしたらうんと高い扇子になってしまうらしい。

ワタシなど、かつてハワイでまだコインの種類がわからぬ頃、レジで持ってるだけのコインを出して、お店の人に好きなように取ってもらったことが何度もあります。

けれど、ベトナムでそれはやっちゃダメ!
わからないのをいいことに絶対に大きな紙幣をサッと取られてしまうそうです。

お財布はできるだけいくつかに分けて、小さな紙幣・大きな紙幣、別に持つこと。
目の前でお財布を全開にしないこと。

それがお互い気持ちよくお買物をするマナーなんだと教わりました。


ベトナムノート2015:day1-ノイバイ空港から一歩出ると・・・

2015-06-20 | ベトナムノート2015
ベトナム社会主義共和国の首都・ハノイの NOI BAI国際空港 に着きました!




失礼ながら、勝手に描いていた脳内想像より立派な空港




新しくてピカピカなんですけどぉ~?




デン。
ノイ チュイェン?

ふりがな(英語表記)がなかったら何のことやらさーーーっぱりわからない!


飛行機を降りたら、おトイレに駆け込む人、一服したい人
そんな私たちを毎回添乗員の石川さんが数えてくれます。
1
2
3
4・・・



ウエルカムフラワーにはとてもお国柄が出ていて、ハワイならレイ、韓国ならぎっしり固めた感じの束。
ここベトナムでお友達を待つ彼の花束も、デコラティブで珍しいものでした。

そしていつも思うのが、やっぱり日本の花束のさりげなさが一番好きだなぁ~


空港内から「バス乗り場に移動しますよ~」と団体さんは外に出ます。


きれいなガラスのドアを一歩出て・・・
そこで全員から声が上がりました。

うわーっ!
ひゃぁぁ~!


そこはまるでスチームサウナ?
一気に熱気+湿気が押し寄せて、マジで驚きました。

「空港の中は空調完璧だったんだねー」「こりゃ暑いっ

今年のベトナムは40年ぶりの暑さらしく、今年だけで何回かの40℃超えを記録しているそうです。
湿度の高い日では95%なんて日もあるらしく、考えらんないね。

ちなみに今日の気温は37℃
40℃を体感した地元の人は「過ごしやすい~」なんて思っていそう。
(通常35~37℃)





乗り込んだバスはこんな感じ。
中華風のヘッドカバー
台湾バスのような無意味なポンポン装飾はなく(笑)、フットレストもある新しいバスです。
何より贅沢だったのは、40人乗りの大型バスに20人で乗るので1人2席分を使えること。
それぞれの席に座り込みここからバス移動が始まりました



青い空。
そして本当にキレイな空港
この空港は今年の2月にオープンしたそうです。

「日本のODAを使って造られました。」(ガイドさんの解説)

ODA・・・。
ニュースではよく耳にします。
たしか「政府開発援助?」とか言わなかったっけ?
Dはおそらく「開発」を意味する「デベロップ」だろうけど、OとAが何の略かわかりません・・・(恥ずかしながら)
後で調べるようにメモメモ・・・

O・・・Official
D・・・Development
A・・・Assistance

日本政府または政府の実施機関によって、開発途上国の経済・社会の発展や福祉の向上に役立つために行う資金・技術提供による公的資金を用いた協力のこと(by外務省)



ガイドさんは「皆さんの税金も使われていますね。この橋もこの道も。ありがとう」

なんだか、嬉しかった。

明らかに発展途上にある国に対して、日本の資金・日本の技術を提供し、その国の人たちの幸福に寄与することがODA。

古館さんが「日本のODAでどこそこが・・・」と言ってても、その画面を興味深く見ることがこれまではなかったけれど、
なるほど
こうしてODAは本当に形になっているんだ。

百聞は一見にしかず。
実際に見ないとわからないワタシにはこのピカピカの空港がとても親しみ深いものに思えてきたし、これからはどこの国のどんな分野に役立ったか、ニュースをしっかりと見るようになるでしょう。

そしてこの先、日本とベトナムが企業進出を通して深く結びついているということもたくさん目にすることができました。
(日本人の駐在は2万人。日本企業は400社ぐらい来ているんだって)




これは管制塔かなぁ?




コーディネーターでもあり、ガイドさんをしてくれたのはフンさん。

フンといってもあの「ふん」ではなく、
発音するなら咳をするように「フンッ!」と言うんだって。
(難しいよね)

フンさんは自分のことを「僕の名前はフンです」としか言わないの。
それが「鈴木フン」なのか「フン良夫」なのかこっちとしてはわかんないわけよ。

後ほどフンさんのファーストネームとラストネームを確認したら、
「ベトナム人は苗字の種類が少ない(同じ苗字の人が多い)ので、たいていが名前(親がつけた名前)しか名乗らない」んだって。

グエン、チャン、レだけで全体の60%。
ファム、フイン/ホアン、ファンまで加えると国民の75%になる(by Wiki)


そりゃ苗字が少ないわけだ。
日本中が佐藤さんと高橋さん、みたいなもんなのね。



姓・ミドルネーム・名の3つで構成されるベトナム人の名前。
(例:ホー・チ・ミンのような)
つまりフンさんの名前は山田・ヴァン・フン・・・みたいなことだね。

フンさんのフンは意味は「興」。
「栄える」という意味の「興す」が親のつけてくれた意味なんだって。

また、男女は結婚しても別姓のままで、子供はパパの姓を名乗ります。
(韓国と同じだね)



こんな感じでお勉強的に進むよ、今回のブログは(笑)

だって、ワタシにはまったく知らない国。
ただ車窓からの景色を「きれいねー」で写しただけじゃつまんない。

自力で得られる情報は少ないので、どんどんフンさんに質問して、少しでも見聞を広めたいと思ったの。

もし退屈だったら斜め読みしてかまわないからねー





ベトナムの特徴的な一般的な家の外観。



間口が狭いっ!

かつてフランスの植民地だった時代、フランスは間口の広さに対して住宅の税金をかけたんだって。
間口の広い家は税金がたくさん取られちゃう。
だからこんな間口が狭く奥行きの長~い家が建てられたらしいよ。




とうもろこしやレモン畑が広がる景色。
ハノイ人口600万人のうち、農業従事者が6割強という農業の都市なんだ。




屋根の上には地下水をポンプでくみ上げたタンクが乗っています。
これがないと、水圧が弱いので生活にならないらしい。




日本のキヤノンが建てたなんやらのツインタワー。
社宅だったっけな?(よくわかんない)

けど、こういった高層ビルがずっと続く平野の中に突如現れると、やっぱり日本の力を感じますね。




フランスの建築様式の名残がある家屋。
窓枠が重厚ね。
可愛いっちゃ可愛いんだけど、なんか、上に増築を重ねたかのように統一感がないデザインはどうしてなんだろう~?
(フロアごとにデザインが違うとか)



車窓の変化が楽しく、空港からハノイ市内まで40分の道のりは目がランランで
顔を右に左に大忙しのワタシでした。




ハノイ観光名所のひとつ、『ホーチミン廟(びょう)』
今日は車窓から。
ここにはホー・チ・ミンさん(通称:ホーおじさん)のご遺体が安置されています。

ホーおじさんについてはまたのちほど。