いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

台湾side story-親切なお姉さん

2015-06-15 | 台湾ノート2015
親日家の多い台湾では、人との暖かいふれあいもありました。

クンちゃんが主にお話ししたマッサージ店のお姉さん。
マッサージ店予約時に電話を貸してくれた台北101のお姉さん。

みんな親切だったね


言語的には、
若い人には英語が通じ、
60代overになると日本語が通じ、
一番困るのがワタシ世代の人でした。

もちろん、こちらが言語を勉強していかないのが一番の原因です。
それをさておいて、台湾語しかしゃべれないのがちょうど中間層の年代でした。


乾物屋さんの街、迪化街に行った時、最後にドライフルーツをまとめて買ったお店のお姉さんがまた面白かった。

ワタシはその前に他のお店で謎のキノコを買っていたの。



これがワタシのプラスチックバッグから見えていたのね。

「ソレ、食ベ方ワカル?」
カウンター越しにワタシに日本語で聞いてきました。



これ?ううん!わからない!
せっかくなら調理方法を教わっておこう。

お姉さんはメモを取り出し、何かブツブツ言いながら文字を書き始めました。

「○×k&%#・・・」



当たり前かもしれないけれど、何かつぶやきながら書くのが全部漢字なの。

すとらかく化する・・・
うん漢字でも意味はわかるよ、おねーさん。

シポル・・・シポル・・・

ん?SHIPORU?

シポル・・・ドウ書クノ?漢字?

ん?シポル?ああ!しぼる ね!

ソウ。シポル・・・ドウ書クノ?

えっと、しぼるはぁ~手へんに穴書いて・・・あ、違う、糸へんの方かな?

とっさに漢字を聞かれてとっ散らかったワタシがごちゃごちゃ言っていると

書イテ!

とペンとメモを私に向けたの。


お姉さんは

2バン・・・シポル。

はい。「絞る」ね。

ワタシはメモをとります。

シポル・・・シポル・・・ソシテ~・・・洗ッテ、シポル。

ん?洗ってまた絞るの?いつ洗うの?

ワタシが疑問を口にすると、いいから書けとアクションが入るので、そのまま書いて・・・

4バン・・・

ねぇねぇ、どこでカットする?ここでしていいの?

うるさいとばかりに

カットスル前ニヨクシポルノ。書イテ!



そうして出来上がったワタシのメモがこちらです。




ねーさん。
心がけるよ。
洗って絞るんだね、いつも。
そして、よく絞る。
心がけるよ。





今日はこの4つを使って初調理をしてみましょう。



軟らかくなるまで20分浸すんだったね、ねーさん。



絞るよ、ねーさん。
よく絞る!
しっかり絞ったよ。



まるで海綿スポンジみたいだねー。



しっかり絞ったからもうカットしてもいいかな?



カットした断面はやっぱりキノコだね。



ワタシは沙茶醤を使い、空芯菜とレンコンで炒め煮を作ってみました。



これはこれで美味しかったけれど、キノコをもう少し小さくカットして、スープを増やせば良かったかな?
お姉さんもスープと言っていたもんね。

今度はもう少し上手に作ろう。


ちなみにずっと気になっていたこの「猴」という字。
けものへんだけど・・・
「猴」なんの頭のキノコなんだろう?

帰国して漢和辞典を調べてみたら・・・

「猴」= 猿

あーっ!
サルの頭に似たキノコなんだね。

そう聞くとちょっと恐いね。
たしかにサルの頭みたいだ。


中国では四大山海(他はフカヒレ、ナマコのいりこ、熊の掌)の珍味の一つとされ、宮廷料理用の食材として珍重されたんだって

別名「山伏茸」


山中で修行をする山伏の胸のポンポンに似ているからこの名前がついたそうな。

いずれにしても貴重なキノコ。
漢方学的にもメリットは多そうだから、大事に食べるよ、お姉さん。
よーく絞ってね!


台湾ノート2015:day3-帰りの機内は「我是杯麺。」

2015-06-15 | 台湾ノート2015

チャイナエアー___便。(もう忘れた)

結局3日間のうち、2日間は雨でした

雨季に入る5月よりは早い3月の旅でしたが、12~2月の冬の天気がまだ残っていたんですね。
台北の冬は日本の冬よりは暖かいけれど、どんよりとした曇りや雨の日が多く、実際の気温よりも肌寒く感じるそうです。

確かに寒かった・・・(でも日本ほどではないのよ)

薄手のセーターやTシャツの重ね着で温度調節をするのがちょうどよかったね。
ワタシは特に、使わないときには小さくたためるユニクロのインナーライトダウンが便利でした。


帰りの機内食・・・ワタシとカナちゃんのを写しました。

お肉の炒めたものと


ビーフシチュー?


どっちがどっちを食べたかも、もう覚えていません・・・

左上のガリガリとしたおいしくない甘くない果物はグアバだったかなぁ?


  


さて、タイトルに書きました「我是杯麺。」とはどういう意味でしょうか?


































はじめまして。私はベイマックス。
あなたの心と身体を守ります。


帰りの機内ではベイマックスを観ました。


この「私はベイマックス。」の部分が字幕で「我是杯麺。」なんですね~。



まったくあらすじを知らずに観たので、勝手な想像と異なる設定でしたが、
ベイマックスと少年ヒロの心温まる交流、兄のタダシとの回想シーンにはちょっと涙が出ました。

その「ベイマックス」の漢字表記が「杯麺」だったの。

ピンチになるとヒロが字幕で「杯麺~ッ」と叫ぶのが面白かった。

また、この手の最新アニメーション(でいいの?)をまったく観たことがないワタシには、
口の動きと表情・・・
アニメなのにちゃんと喜怒哀楽が表現された表情(特に眉や眉間が大事ね)の作りこみの素晴らしさには驚きました。

しかし、前評判の高かったベイマックスの癒しのような体型もあまり可愛い(癒される)とは思えず、
表情の少ないお顔じゃなく、もう少し作りこまれたキャラクターでも良かったなぁーなんて生意気に思っちゃいました。

機内で観るくらいでちょうどいいかな?
ワタシにはお金を払ってまで観たいような作品ではなかったかも。





さて、長々と書きました台湾ノート2015。
旅の記録はここまでです。
この先、旅で得たside storyを少しだけご紹介しますね。


台湾ノート2015:day3-松山空港は保育園のよう(^3^)

2015-06-15 | 台湾ノート2015
台湾の旅の最後は松山空港からのフライトです。

到着時と違い、空港内にじっくり滞在するのは帰りの便だけ。

ワタシは手持ちの台湾ドル(元)もキレイに使い切り、買うお土産もありません。
オットに数缶のビールをカードで買ったら、あとはおとなしくしていましょ。


きんとん雲のゴージャスなロビー。


お姉さんは最後の最後まで中国茶のデモンストレーションをしています。


茶船(ちゃせん)がこんな洒落た作りになってるの。
余ったお湯を捨てる茶池のことね。



初日に寄った免税店で思いがけず新作バッグを買ったワタシ。
おそろいのポーチを買ったのはミユキとクンちゃん。

ミユキちゃんが
「空港で免税品をピックアップするのを忘れないでね!ワタシが忘れてたら絶対に教えてね!」
とやけに繰り返してて、
「忘れるわけないじゃん。今まで忘れたことないよ~」
と心の中で思っていたの。

ところが!
あと少しでゲートに向かうという頃まで、3人とも免税品の存在をすっかり忘れ、あわてて取りに戻ったんでした。
まぁピックアップをし忘れたとしても、チェックインが済んでいれば荷物は同じ飛行機に乗るのでしょうけど、
貴重品を買った自覚がないところが恐ろしい。
特にワタシだ

あんなに悩んで買ったのに、ワクワクさえしないならそれはバッグに失礼です
大事にしますよ 後生ね

免税店の名前はever rich・・・
常に金持ち(笑)?

・・・じゃないわっ!
ワシャ、すっからかんや



ロボットがいたり


女の子の表示が可愛かったり


化粧室が楽屋鏡のようだったり


キレイなオブジェがあったり


児童館のお部屋のようだったり


大きな木の下だったり・・・



まるで、保育園みたい
2010年に国際空港になったという松山空港は、明るくて可愛らしい造りです。



最後の最後まで(いや、最初の最初から かも)マッサージをしてもらう人もいます。


そしてここでクンちゃんが飲んだタピオカドリンクがいつになく美味しく、
その後のワタシとタピオカの関係を変えましたよ。


(今朝駅で飲んだタピオカドリンク)




以上、松山空港からリポーターのMarchがお送りしました!