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花巻東・大谷、自己最速156キロマーク

2012-07-14 07:27:55 | 高校野球
  おはようございます。昨日の高校野球県大会で「みちのくのダルビッシュ有」花巻東の大谷翔平投手が岩手県営球場初となる156キロを記録したといいます。各スポーツ紙も絶賛でした

☆ 大谷が初登板・最速156キロ(岩手日報より)

  花巻東の主戦大谷翔平(3年)が今大会初のマウンドに上がった。9-1で迎えた七回。球速表示はなかったが、球場内の計測で156キロをマーク。直球のみで1回無失点に抑えた右腕は「マウンドの感触を確かめながら投げた。直球がいいところにいった。」と納得の表情だった。

  佐々木洋監督は「変化球のサインをこっちから出したのに無視されました。マウンドで首を振っていたし・・・力まずに投げていたのはよかった。」と冗談交じりに評価していた。



「岩手のダル」花巻東・大谷、雄星超え156キロ(スポーツ報知より) 

 「岩手のダル」が雄星を超えた。花巻東(岩手)の今秋ドラフト目玉右腕・大谷翔平(3年)が、3回戦の水沢工戦に救援で今夏初登板し、1回を投げて無安打無失点。自己最速を一気に5キロも更新する156キロをマークし、花巻東時代に155キロを計測した西武・菊池雄星を抜き去った。

 193センチの巨体が、跳びはねるように躍動した。8点リードの7回、今夏初となるマウンドに上がった大谷は、ひたすら直球を投げ込んだ。先頭を150キロで空振り三振に。続く6番打者への初球だ。うなりを上げた剛速球は、ネット裏で西武のスカウトが構えたスピードガンで153キロをマーク。自己最速を2キロ更新し、「ナニワのダル」大阪桐蔭・藤浪晋太郎(3年)に肩を並べた。

  驚きはそれだけじゃない。岩手県営球場の関係者席に設置されているスピードガンでは、何と「156」を計時。あこがれの雄星が、09年夏の甲子園でたたき出した155キロをも飛び越えていた。ベンチの佐々木洋監督(36)から変化球のサインが出ても、「打ち取れる球種を選びました」。3度も首を振り、力で押し続けた。

  指揮官から「7割の力で」という指示があったが、それでも150キロ台を6球。ただ、速度以上に成長の跡が見えた。今春の東北大会では、セットポジションからの投球だったが、この日は大きく振りかぶって投げた。「追い込みをやってきた」と今まで以上に走り込みをこなし、制球に自信をつけたからこそのワインドアップだった。

  衝撃の大きさは、スカウト陣のコメントからもうかがえた。日本ハム・今成スカウトは「春よりも力はついている。どのくらいの時期にデビューできるかですよ」と、すでにプロ1軍のマウンドを視野に入れながらの満点評価。ドジャースの小島・日本担当スカウトも「投球を見る度に楽しませてくれる。あのスケールの大きさは日本では見当たらない」と賛辞を惜しまなかった。

  3人に投げ、無安打1三振1四球。四球で出した走者は、すかさずけん制で刺した。だが「力を入れた時に(球が)バラつく。そういう部分をしっかりしたい」と反省した。昨夏は初めて甲子園の土を踏んだが、1回戦で帝京に敗れた。すべては聖地での悔しさを晴らすために―。“岩手のダル”が確かな一歩を踏み出した。



花巻東・大谷153キロ!松坂超え(サンケイスポーツ)

  第94回全国高校野球選手権大会地方大会(13日)いきなり出た! 自己最速だ!! 花巻東(岩手)・大谷翔平投手(3年)が13日、岩手大会3回戦・水沢工戦(岩手県営)の七回に今大会初登板し、自己最速を2キロ上回る153キロをマークした。1回を無安打無失点で9-1(七回コールド)の勝利に貢献した。

  9-1と大量リードの七回から登板し、先頭から空振り三振を奪った直後だった。水沢工・中川智也一塁手(2年)への初球。判定はボールだったが、プロ注目右腕は新たな進化を遂げた。“みちのくのダルビッシュ”が、本家のダルビッシュ(レンジャーズ)の高校時代のMAX150キロをさらに更新し、松坂(レッドソックス)の甲子園での最速151キロも超えた瞬間だった。

  佐々木洋監督(36)はこの回、各打者からツーストライクを取った後に計3度、一塁側ベンチから変化球のサインを出した。だが「打順が下位でしたし、ストレートでいける自信がありましたから」と首を縦に振らず、打者3人に対して15球すべて直球。これも自信の表れだ。

  剛腕に加え、野球センスを感じさせる柔らかさも披露。一死から四球で出した走者を、即座に牽制(けんせい)球で刺す、堂々のマウンドさばきもみせつけた。

  スタンドには日本ハム、西武、ドジャースの日米3球団が視察に訪れた。日本ハム・今成泰章チーム統括本部スカウト(57)は「大会終盤に向けての調整でしょうね。150キロ以上が6球、平均で147-148キロ。スピードは申し分ない。力がついている」と、改めてほれ直した様子だ。

  3番打者としては3打数2安打2打点。高校通算56号を放った10日の初戦、宮古水産戦に続く本塁打は飛び出さなかったが、一回一死二塁から中前打。六回一死二塁からは、左越え適時二塁打と快音を響かせた。

  「きょうは(監督が)7割くらいに抑えてくれと。準決勝、決勝で(状態の)上がる体をつくってきました」

  MAX153キロと進歩を続ける右腕。大阪桐蔭・藤浪、愛工大名電・浜田とともにビッグ3と称される大谷が、2年連続7度目の夏の甲子園に向け、勢いを増していく。

★スカウトは投打のどちらも評価
投手としてだけでなく、打者でも非凡さをみせている大谷。日本ハム・今成スカウトは“バッターとしてどれくらいやれるのか”にも注目していた。通常なら夏の県大会で視察するのは1試合だが「2回は見るでしょう」と、もう1試合を視察する予定。スカウト陣の徹底マークは続く。


大谷翔平153キロの自己最速記録(日刊スポーツより)

  今秋ドラフトの超目玉右腕、花巻東・大谷翔平(3年)が、今夏初登板で自己最速を2キロ更新する153キロをマークした。7回から2番手でマウンドに上がると、怪物の投球を待ちわびていたファンからは拍手がおこった。1死後、6番中川への2球目が外角低めに外れたボール球だったが、西武スカウトのスピードガンで153キロを計時。

  1回無安打1三振で、四球の走者をけん制球で刺すなど、センスの高さも光った。15球全て直球で勝負し「ストレートで押せて良かった」と上々のスタートに思わず笑みがこぼれた。



大谷 自己最速156キロ!ドジャーススカウトも最大級評価(スポーツニッポン) 

 「みちのくのダル」が本家に並んだ。今秋ドラフトの目玉、花巻東・大谷翔平投手(3年)が、岩手大会3回戦の水沢工戦の7回から2番手として今夏初登板。岩手県営球場のスピードガンで自己最速となる156キロを計測した。尊敬するレンジャーズのダルビッシュ有投手(25)の国内最速に並ぶ驚がくの数字。10日の初戦では打者として通算56号本塁打を放った超高校級の逸材は春よりさらに進化を遂げ、3季連続の甲子園を目指す。

  この1メートル93の体にはどれだけの可能性が詰まっているのか。8点リードの7回に今夏初登板すると、15球全て直球勝負。ベンチの佐々木洋監督から変化球のサインが出てもこん身の力を込めて直球を投げまくった。

   「(相手の打線が)下位だったので、スライダーを投げるよりも直球の方が押せると思った。暑くなれば体も動いてくるので、尻上がりに球速も上がってくると思う」

 先頭打者を空振り三振に仕留めると、次打者を四球で歩かせたが、素早いけん制でタッチアウト。最後は投ゴロでゲームセットとなった。

  涼しい顔でマウンドを降りた大谷だが、球場に設置されているスピードガンは、驚がくの数字を計測していた。球速がスコアボードに表示されるのは準決勝以降となるが、球場関係者によると、156キロを3球計測。これまでの自己最速を5キロ更新した。同球場では、レッドソックスの松坂がメジャー移籍前年の06年4月21日(楽天戦)に登板しているが、同関係者は「松坂がここで投げたときも156キロは出なかった」と目を丸くした。156キロは松坂、ダルビッシュと、現在はメジャーを舞台に戦う両右腕の国内最速記録に並んだ。

  自信を持って最後の夏に臨んでいる。昨夏は岩手大会前に座骨関節の骨端線を損傷。その後の甲子園、今春センバツでは最速150キロをマークしたが、本来の出来にはほど遠かった。故障も癒えた今春以降は、控えていた走り込みにようやくゴーサインが出た。岩手大会の開会式前日まで行った2週間の強化練習では、朝練で約1・5キロの校舎の外周をタイムトライアル走。午後4時からの通常練習でも徹底的にランニングと筋トレを行い、午後11時まで約7時間も体をいじめ抜いた。「昨年よりも追い込み練習をやれて、いい状態でできている」と言い切る。

  ネット裏では日本ハム、西武、ドジャースの日米3球団が熱視線を送った。1年時から密着マークを続けるド軍の小島圭市極東担当スカウトは「投打ともに、まだ才能の底が見えてこない。これまでの日本の投手に当てはまらない才能を持っている」と、べた褒めした。

  打者としても2安打2打点。それでも大谷は「(決勝まで)あと4つ勝たなきゃいけない」と表情を引き締めた。まだまだ進化を続ける怪物右腕。その未来は光り輝く舞台が待ち受けている。

 ▼西武鈴木葉留彦球団本部長 1イニングだけだったけど、未来を感じる。

 ▼日本ハム今成泰章スカウト 普通、地方大会は1試合しか見ないけど、2、3試合は見ないといけない。

 ≪先輩・雄星「刺激」≫花巻東出身の西武・菊池はオリックス戦が雨で中止となったほっと神戸で大谷の快投を伝え聞き「凄いですね」と感嘆の声を上げた。大谷とは入れ替わりだが「球は速いし、変化球も良い。身長もデカいし、やわらかい。自分もいい刺激になる」と絶賛。右、左の違いはありながら、何かにつけて自身と比較される後輩を気遣いつつ「甲子園で何キロ出るか見てみたい。地区大会もレベルが高いと聞いているので頑張ってほしい」とエールを送った


  都市対抗の応援に行ってきます。

  チーム盛岡南は、14日、15日と基礎練習。16日は盛岡北と練習試合です。



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