速いもので逃げるように時が過ぎていき、3月もあと1週間です。
尊敬する人の一人である安藤忠雄さんの自伝です。独学で建築士になり、プロのボクサーであったこと、24歳から4年間の海外放浪生活の様子と代表的な作品の紹介。そして震災復興のための瓦礫の山に植樹して鎮魂の森を作る計画、被災した子供を救うための桃・柿育英会など様々な活動が紹介されています。家計、学力の問題で大学進学を諦めたものの、大学4年分の教科書を1年で読破した話、古書店で高くて買えない作品集をほかの客に買われないよう、購入できるまで下に移動させていた話などハングリー精神の塊で生き抜いてきた人だと思います。 この本のタイトルにある「仕事をつくる」ということです。仕事は与えられるものでなく自ら考えて働きかけて作り出すものだということが安藤さんからの大きなメッセージと感じました。 安藤さんの活動は自らの仕事を全うするだけでなくいかに次世代に役に立つ、そして繋がることをするかという視点に立っていると感じます。まさに自分には足りない視点かと・・・ モチベーションを与えてくれる本でした。
安藤さんの建築で訪れたことがあるのは表参道ヒルズぐらいですが香川の直島にあるベネッセミュジアムなどは是非行ってみたいところです。
安藤忠雄 仕事をつくる―私の履歴書 | |
クリエーター情報なし | |
日本経済新聞出版社 |
尊敬する人の一人である安藤忠雄さんの自伝です。独学で建築士になり、プロのボクサーであったこと、24歳から4年間の海外放浪生活の様子と代表的な作品の紹介。そして震災復興のための瓦礫の山に植樹して鎮魂の森を作る計画、被災した子供を救うための桃・柿育英会など様々な活動が紹介されています。家計、学力の問題で大学進学を諦めたものの、大学4年分の教科書を1年で読破した話、古書店で高くて買えない作品集をほかの客に買われないよう、購入できるまで下に移動させていた話などハングリー精神の塊で生き抜いてきた人だと思います。 この本のタイトルにある「仕事をつくる」ということです。仕事は与えられるものでなく自ら考えて働きかけて作り出すものだということが安藤さんからの大きなメッセージと感じました。 安藤さんの活動は自らの仕事を全うするだけでなくいかに次世代に役に立つ、そして繋がることをするかという視点に立っていると感じます。まさに自分には足りない視点かと・・・ モチベーションを与えてくれる本でした。
安藤さんの建築で訪れたことがあるのは表参道ヒルズぐらいですが香川の直島にあるベネッセミュジアムなどは是非行ってみたいところです。
タイムを競う競技や稼いだお金、テストの点数など目に見える評価があればわかりやすいですが、音楽や絵画など表現する分野では自分でどれだけ伸びたかを自分で確認する作業が必要だと感じます。