多くのスポーツは筋肉さえあればいいというわけではなくその筋肉をいかに生かすかというところにポイントがあります。ただ筋肉だけで言ってしまえば生物の体内には、筋肉の発達をコントロールする物質がいくつか分泌されていて筋肉の発達を抑制する「ミオスタチン」とその働きを抑制する「ポリスタチン」があるそうです。ここら辺をコントロールすれば遺伝子ドーピングというのは可能なそうですが・・・ 実際に使える=実用性のある筋肉のためにはやはり実戦で鍛えるしかなさそう。ただ厄介なのは筋肉は刺激に慣れてしまうという点。数か月単位で練習方法を変えていき、刺激を与えていくしかなさそうです。
「“見かけ上の限界”はやってきます。実は、そこで何をするか、の繰り返しなんですね。トレーニングにおいては、何をやっても伸びなくなるタイミングが、おおよそ数カ月単位で起こり得る。そこでちょっとした工夫をして体に加える刺激を変化させることが大切だということです。たとえば、トレーニング種目の順番を入れ替える、それまでやってきたことを逆転させる、重りの握り方や姿勢を変えるといったように。その行為を繰り返した先に、限界を脱していくというわけですね。限界に来たときに、惰性で続けるか変化を促すかの違いは、長い目で見て大きな差になって表れると思います」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます